
番頭でぇっす。おとつい一日お休みをいただいたお陰で元気いっぱいです。
週末の雪と昨日の雪のちょうど合間をぬうように、運良く交通機関もスムースに短い旅を楽しんでまいりました。とはいえ、ホテルのお庭もこんな感じでして、散歩もままならない状態。
ま、飲んで食べて温泉入るだけが目的なんでかえって好都合っちゃそうなんすけど。

箱根の仙石原に位置するお宿は完全バリアフリー、体にやさしいフレンチジャポネの料理…等々をウリにご高齢のお客様にも好評なようです。その中のウリの一つが金時山の伏流水。ホテルのロビーやお風呂出た所に綺麗なデザインの水場が用意されてます。レストランで出てくるお水も全てこの伏流水です。何でもモンドセレクション金賞のお水だとかで、都内でも小田急の売店やOXストアでペットボトルが販売されているそう。
前回お邪魔した時に美味しかったので、今回は小梅さんがお気に入りの茶壺と一緒に茶葉を持ち込みました。持って行ったのは濃香の大紅袍と矮脚烏龍。夕食後、寝る前に柔らかく大紅袍を淹れて、朝はしっかり味の強い矮脚を楽しもう、という計画です。
計画どおりに両方を、ご自慢の水で楽しみました。どちらも美味しかったです。
大紅袍の時にはノーコメントだったのですが、矮脚の時に小梅さんが「このお茶、なんかいつもより硬いです」と言い出しました。「お茶が硬い」というニュアンスがちょっと判りにくかったのと、番頭の舌と喉にはいつもの美味しい矮脚の味だったんで「疲れてんじゃないすか?」ぐらいに返事したんすけど、小梅さんは「いえ、硬いです」の一点張り。
ホテルのサイトで確認したら「中硬水」との事。日本の天然水は軟水が圧倒的に多いんで、番頭はてっきり柔らかいお水だという先入観で飲んでましたが…そう言われればレストランの水も番頭がいつも飲んでるエビアンとかボルビックみたいな喉越し・・・なような。
論より証拠。じゃあ飲み比べてみましょう!という事になったんですが、ここのホテル、バスルームの蛇口をひねってもこの美味しい伏流水が出てくるんですわ。つうか、それなら勿体ぶってロビーに水飲み場を作らんでもいいような気もしますがねえ。

「中国茶に硬水は不向き」というのは一般的に言われている事です。
じゃあ美味しくないのか?キレイに出ないのか?と思いがちですが、小梅さん曰く「硬く出るんです」と。
つまり美味しくないんではなく、柔らかさが出ないという事のようです。別に硬くてもいいよ、という方は硬水でも出ない事は無いようですが、中国茶の味わいを楽しむなら柔らかいほうがベターですよ、という事のようで。
番頭はてっきり硬い水はタブーなんだと思い込んでましたが、一概にそうとも言えないようでして。
つっても、硬さによりけりです。今回の伏流水はたぶんそれほど硬くはないと思われます。ホンマモンの硬いヤツだとどうなるか。これは実戦してみないと判らんすね。
ph(ペーハー)つう要素もあるんで、お水問題は奥が深いんですね。
矮脚、番頭は美味しかったです。
シチュエーションで味って左右されますからねえ。番頭のようなバカ舌の持ち主にはむしろそっちの要素のほうが大きいようでして。