雨も風も強くなるから、出来れば外出しないほうが…と天気予報が言っていたそんな天気の下でも現場は休まず進みます。 今日はペンキ屋さんだけ、と聞いていたので思わぬ大人数での作業を見てびっくりしました。
行くたびに色々な所が前日より進んでいて、言われないと気が付かない事も多いです。間違い探しクイズのようですが、嬉しい事にこのクイズはどんどん良い方向に変化していきます。 正面に来る大きな棚は塗装に入っていました。やや赤みのある茶色です。さすがはプロの人だけあって一番ぴったりくる色を作ってくださいます。
珍品棚のようなパターンの特注棚です。こちらは少しだけ黄味のある黒系の茶色で落ち着いた風合いです。床がまだなので床の色との折り合いがどうなるか楽しみです。
戸も枠が出来上がり、塗っているところでした。デザインは当初の希望とかなり違います。これは戸を作る建具屋さんが提案してくれたデザインで、手書きのイラストを見ているうちにこちらのほうが気に入ってしまい選びました。何事に限らず、やはり経験とプロの目というのは凄いのですね。こちらの色も棚と同じ落ち着いた色です。
一番大切な私のお城、茶藝テーブルです。色を塗ったら引き締まって見えて、最初に感じた大柄さがぐっと良くなりました。耳の所がちょっとだけ気になったので鑿をお借りして自分でガリガリと削りました。素人がプロのお仕事の邪魔をするのは心苦しかったのですが、やはりこのテーブルはどうしても拘りたいので。
番頭さんは事務所側の棚の位置を決めたり、電話とインターネットの工事の人と内尾合わせをしたりしていました。スポットライトの種類を決めて注文したり、看板の寸法を決めたり…数字に関係する仕事は任せっきりです。こういうのを適材適所って言うんだよ、って教えて貰いました。
工事の一番最初の頃にエアコンを取り外ししたので現場は寒いです。作業している皆さん、文句一つ言わずに笑顔でお仕事されていますが、寒いだろうな、と申し訳ない気持ちでいっぱいです。