今日は朝からお店の床にワックスをかけたり、少しでも早く塗料や接着剤の臭いを取ろうとお茶を焙煎したりお線香を焚いたり・・・気が付けば夕方でした。
まだお店でゆっくりお茶を淹れる体制が整っていないので、今日の一杯は缶入りのお茶です。缶の烏龍茶なんて本当に久しぶりです。
サントリーさんといえば福建省茶葉を使った烏龍茶飲料の草分けであり、また最大手のメーカーさんでもあります。武夷山の展覧会の時にもいらっしゃいました。今日買った烏龍茶は武夷水仙の葉を使った「贅沢銘茶」だそうです。武夷山について、また水仙にすいての説明が缶の横にありました。こうして皆さんに武夷岩茶を知っていただく機会が増えるのは嬉しいです。 水仙は一番ポピュラーな品種であると同時に良いものとそうでないものの差が一番大きな品種でもあります。美味しいものは確かに美味しいですが、そういった特級品は「これで水仙?」と目を疑うほど高いです。
原材料にも「武夷山産・武夷水仙」とあります。もっとも武夷山の水仙といっても正岩茶とそうでないものでは随分と違いますし、51%という事は残りの半分近くは水仙ではない、という事ですね。なので、これが水仙か!と思われてもちょっと困ってしまうのですが。 肝心の味ですが、普通に売られている定番のサントリー烏龍茶よりも苦みが少なくて飲みやすいと思います。香りは・・・缶入りなのでまあしょうがないと思います。 缶入りの烏龍茶としてはまず合格点かな、と思いました。