番頭っす。
朝もはよからモーニング店前試飲(今朝はエース濃香肉桂君す)を出して掃除して、メールの返事などを書いたりして。。。一人だとけっこうやる事多いっす。
そんな時間の間を縫って今朝の自分用茶は武夷岩茶の「北斗」です。
「すっきり」と「どっしり」の両方というか、上手くは表現できないですけどシャキっとした味です。清香型(焙煎浅め)なので飲みやすいけど、もともとの葉の力強さも出ているように感じました。
正確には「北斗一号」という夜行列車みてえな名前です。実は由緒正しい「母樹」の一本でもある北斗。非常にお高いです。貴重です。でも日本ではマイナーです。ただでさえメジャーとは言い難い武夷岩茶の中でもこれほど実力と名声のギャップがあるヤツはありません。
なんで高くてマイナーかというと「いっぱい採れないから」らしいです。
高くて少量で需要が少ない・・・なんだそりゃ? でも美味しいです。 大紅袍・水金亀・白鶏冠・鉄羅漢といういわゆる四大名叢だと、なんつうか玉石混淆でうっかり買うと「つかまされる」事もあるのですが、北斗はその点マイナーな分「間違いない」物が多いように思われます。とはいっても飲んでみないと判らないという点では同じっすが。
そんなこんなで飲んでます。美味いっす。
試飲ご希望の方はご来店時にその旨番頭までお知らせ下さい。