ハッピーマンデー!!番頭っす。
店の入り口、一等地にプーアール茶が鎮座していらっしゃいます。その中でも小梅さんがイチオシなのがこちらの「野生古樹」という葉っぱです。
フリスビーの形をした「餅茶」ではなく、いわゆる「散茶」と呼ばれる細かい葉っぱ単位になっているプーアールなんですが、やはり善し悪しがあります。あまり細かくなったものより、ある程度ザックリとした大ぶりなものが風味もあって美味しい事が多いようでして。
程度の良い物はびっくりするぐらい(ワンパターン番頭が「高い」の接頭語に使う表現です)値が張りますが、確かに美味しいもんが多いっす。そうはいってもお値頃で美味しいものも探せばそれなりにございましてですね、それを小梅さんは日々試飲しながら探してる、っちゅう訳です。
こんなブロック状のものやら
毎度お馴染みタブレット状のものまで。経験則ですがタブレット状プーアールは当たり外れがデカイです。 今日も小梅さんは顔をしかめたり、反対にニコっと笑ったりしたりしながら試飲を重ねてました。事情を知らない人が通りがかりに見たらただのキモいおばさんです。
そんな小梅's チョイスがこの野生古樹。葉の香りは少しクセを感じさせます。実際、洗茶しないで試飲したらかなりウググなクセがありました。
この野生古樹の場合、洗茶をやや念入りに(好みによっては二回)していただくとクセが抜けてさっぱりとした飲み口と強い甘みがあるスムーズなお茶に化けます。 力の強い葉なのでしっかり洗っても何煎もお飲みいただけると思います。
リピーターが多いのもこの野生古樹茶の特徴です。50gでお買い上げいただいたお客さんが「美味しかったから」と100gを買いに見えたり、友達に配るから、とまとめ買いされたり。味も勿論ですが、お値段が値頃なのも魅力的です。これ(50g/700円)なら遠慮容赦なくゴクゴク飲めます。