番頭っす。休日出勤す。
マレーシアから友人が来日していて、先日店に遊びに来てくれました。その時に持ってきた「おみや」の一部がこの2種類の紅茶です。
一つはBOH TEAのティーバッグ。読み方はベタに「ボーティー」。東西に国土が分かれているマレーシアの西半分、いわゆる 半島マレーシア(タイと隣接しててクアラルンプールがあるほう)のキャメロン高地で採れる紅茶です。標高1500メートルを超える熱帯雨林の高地で栽培される茶葉は、英国王室も珍重するアジア紅茶の一大ブランド、だそうです。しかし英国王室御用達って何か多いっすね。食いしん坊さんなんでしょうか。
ティーバッグです。フレーバードではないようっすね。よかったよかった。
もう一つはSABAH TEA。マレー語ではTEH SABAH、中国語表記では沙巴紅茶、日本語ではサバティーです。こちらは東マレーシア=ボルネオ島側の産。マレーシア最高峰で富士山よりも高いキナバル山の山麓で作られている気高いお茶、だとか。 どっちかというとネームバリューではBOHのほうが高いようですが、友人に言わせると国内ではこちらのサバティーに軍配を上げるお茶好きも多いんだとか。
早速こっちを開けて飲んでみました。苦みが少なく、スムースな喉越しと甘みです。インド系の製茶ではなく、中国工夫紅茶の流れを汲んでいるっぽい味です。ミルク入れて飲むには少し物足りないのかもしれませんが、ストレートで飲むにはこの軽やかさは歓迎ですな。 ちょっと軽めの肉桂に似た味わいでした。
おみやげはもう一つ。甘みを抑えたゴマのクッキー。何かさっぱりしてて美味しいです。こちらもお茶には相性が良いお菓子でした。