KIRIN午後の紅茶【アジアンストレート】 遅まきながら飲んでみました。 午後の紅茶、通称「ゴゴティー」は「ジャワティーストレート」と並んでペットボトル紅茶を語る上では欠かせない存在だと思います。それだけビッグネームなんで、今更番頭ごときが取り上げて語るのもおこがましいんですが。。。まあご勘弁を。
『紅茶の風味、あとからジャスミン』というのがうたい文句です。早速飲んで確かめて、と。。。あれれ後からジャスミンつうのがイマイチ来ないぞ? 「後から」ってまさか小一時間もしてから香るって事もないでしょうし。
どうやら、茶荘のジャスミン茶に慣れているせいか、「ほんのりジャスミンが香る」というのが番頭にはほんのり過ぎるのかもしれません。 しかしながら味も香りもすっきりして非常に飲みやすいのは間違いありません。 ひたすら爽やかですっきり、でも味が薄いわけではなく。
原材料の所を見ると、ジャスミンは香料づけ。目を引くのは【烏龍茶(包種)】。表のラベルをよく見たら、ちゃんと台湾の包種茶を隠し味に使っていると書いてありました。 ううん、ココもう少し押しても良いような気もしますねえ。
飲んでいて感じたのは「あれ、何か懐かしい味だぞ」って事です。
アジアンティーっていうからには、中国か台湾で飲んだんかなあ?と記憶の細い糸をたぐってはみたものの、どうもそのどっちでも飲んだ記憶の無い味わいです。
チビチビと味を確認しながら思い出す事しばし、ようやくたどり着いた答が「そうそう、アリゾナアイスティーがこんな味だったわ!」でした。
番頭が大昔(かれこれ20年近く前ですわ、早いモンで)、一年ほど暮らしていたアメリカ南西部、アリゾナ州で盛んに飲まれてるのがアイスティーっす。暑い所なんで、飲み物っつうとビールか冷え冷えのレモネードかコイツ。。。後はダイエットペプシあたりが定番っすね。メシ時にはウエイトレスさんがコレデモカッ!ってぐらいに何度も注ぎに来てくれたもんです。 で、その定番中の定番アイスティーの缶/ボトル版がこのアリゾナアイスティーつうシロモノです。 今回飲んだアジアンティー、どうやら番頭の舌の記憶- これがアテにならないから始末に負えない- ではこのアリゾナアイスティーのすっきり感に似ているようです。 「何か違う味と香りを淹れているけど、それが何かよくわからん」というこのほんのり感も似てるような気がします。
たぶん世界一ファンキーなお茶ドリンク屋のウエブサイト ※音が出ますご注意を いかにもアリゾナって感じのポップさとアバウトさがいい味だしてます。 小梅茶荘のサイトもこんな感じに作りたいっす。
そうそう、もう一つ番頭の頼りない舌の記憶に引っかかったのが「ロイヤルホストのハワイアンアイスティー」(名前は正確ではないかもしれません)ってヤツ。 アイスのフレバリーティーってみんなこんな感じなのかもしれんすね、番頭程度の雑な味覚にかかると。