バントウデッス!!
最近話題の苦丁茶。これをお目当てにわざわざ探して店にお越しのお客様も少なからずいらっしゃいます。テレビの影響力は侮れないすね。 そんな最近すっかり有名になった苦丁茶ですが、皆さんお持ちのイメージはやはり「苦いに違いない」、です。 確かに、苦いっちゃ苦いです。何しろ名前が「苦丁茶」ですから。 でも、淹れ方さえ押さえておけば、甘みも強くて飲みやすいんですよ、これが。
用意するものはマグカップ、お湯。以上。 この苦丁茶の場合、実は簡単この上ない方法がベストだったりします。勿論急須だろうがガラスのハーブティーポットを使おうがご自由ですが、マグカップの利点は「味見しながら苦くなりすぎない所で茶葉を出す」事です。 一番失敗のない淹れ方が一番シンプルな淹れ方、つう事ですね。実際に番頭愛用のマグカップ(入谷のパン屋さんで貰いました)を使って淹れてみませう。
使う茶葉は1カップに1本。これで大きな番頭のマグでも3杯はじゅうぶんに楽しめます。
茶葉を入れたらカップにお湯を注ぎます。湯温は100℃近くで大丈夫ですが、茶葉にチョクでお湯がかかると青い茶葉なので煮たってしまいます。なのでカップを少し傾け気味にし、側面から壁づたいにお湯を入れてください。料理で言うところの「鍋肌」ってヤツですな。 葉が煮立つとエグ味が出ますのでご注意を。
しばらくすると葉が少しずつほぐれ、透明だった湯も鮮やかなライムグリーンのような色が出始めます。この色がなんつうか予想外に綺麗ですが、見とれてると出過ぎるのでご用心。このぐらいの色でひとまず味を見てみましょう。苦さや甘さは好みがあるんで皆様のお好きにどうぞ。
ちょうど良い味になったら茶葉を取りだしておきます。こんぐらいではまだまだ味が出きっていませんので、取って置いて2杯目、3杯目に使いませう。
苦丁茶の効能やら正体は
以前にアップした記事がありますんでそっちをご一読下さい。補足ですが、最近の研究では血液循環を促進して血圧を下げたり、血中脂肪を減らすのに「若干の」効果がある事が確認されているそうな。してみるとテレビでやってた「苦丁茶でダイエットした」話もあながち眉唾ではないんでしょうかねえ。
個人的には苦丁茶の持つとされる効能で一番実感出来るのは「疲れ目、ドライアイ、ピントフリーズ」の視神経系と、「ストレス、肌荒れ」あたり。実際に苦丁茶を継続的にお求めのお客様の中では目に良いから、という方が一番多いように思われます。
飲み進めるとこんな風に葉っぱに戻ります。 まだまだ、こんなになっても味が出る限りは飲めますぞ。
うんと苦くすればその分効果があるか、つうとそんな事は無いと思います。 艱難辛苦マニアの方はともかく、普通に楽しみたい方は「一番美味しく飲める」ご自分好みの苦さを見つけて飲まれるほうが長続きもしますし余計なストレスを背負い込まんで済むのでベターです。
苦丁茶飲むと食欲が出る、つう事もありお腹が空いたんで本日ここまで。
そうそう、あさって日曜は10時頃から4時頃まで営業致します。夏休みとか・・・あるのかなあ。