番頭でございます。
連休中日の日曜日。
心配されていた天気も見事に前日の予報を裏切り、雨が上がりました。 人形町も甘酒横丁を中心にした「てんてん祭」を無事にやってます。どんだけ晴れ男と晴れおんなが住んでるんでしょうか、この町。
このお祭り、観光色が強くない、地元密着型のお祭りなんですが、番頭には格別の思い入れがあります。 こう見えてけっこうマメな番頭は日記なぞ付けてます。毎朝、過去3年分の「今日は何してた?」をチラ見してから茶荘に向かうんですが、それによると2008年の10月10日(つまり2年前の今日ですな)に人形町の物件をいくつか見て回った、とあります。そういえば、「何かお祭りやってますねえ。」などと言いながらお相撲さんと子供のわんぱく相撲を見た記憶があります。
飛び込みで入った不動産屋さんに一番最初に見せてもらった物件がここです。 その後3軒ほど見せていただきこの日は終わったのですが、小梅さんは「最初見た場所。あそこです」と決め打ち。
・・・って書くと何かすごいイージーに決めちゃったように思われちまいそうですが、そこに至るまでにかなり時間をかけて他の町を見たり他の場所で物件を探したりもしてました。 どこを見ても反応が良くなかった小梅さんが初めてにっこり笑って反応した場所がここで、それが丁度2年前の今日の事です。
もし二年前の番頭に、もっと想像力があったとしても二年後のこの姿はとてもとても。そもそも、こんな風になる筈ではなくて、あくまで「事務所メインちょっとだけ店舗」の予定でしたし、番頭職にこんだけの時間を割く予定でもなかったんで。 どっかで一つ手前の角で曲がっちまったんでしょうねきっと。
二年ですか。。。などと感傷的になるヒマもなくお客様がお越しになりました。 番頭稼業、これはこれで楽しいモンです。天職、なんて言えるほど板についてはいませんがね。