明日(12日/日曜日)は午前10時から午後4時頃まで営業致します。
番頭でっす。
土曜日、茶荘の一番のかき入れ時です。
たぶん忙しくなるだろうな、と思って朝イチで小梅さんにお茶をリクエストしたら、いきなり蓋碗4つ並べて試飲を広げちゃいまして。お陰で4種類の肉桂の飲み比べと小テスト、及び説教をいただくハメに。口は災いの元、っすね。
お客様のご来店が多い日は、番頭は喉が渇きます。お茶を飲むチャンスがなくなるからです。反対に小梅さんはお茶をお淹れする関係でそういう日はかなりの量と種類のお茶を飲み続けます。なので一息つける時間になると両者のお茶に対する渇望感にかなりのギャップが生じてしまいます。もっとも、それぐらいハンデいただいてやっといい勝負なんですけど。
そんなこんなで今日番頭がゆっくり飲む事が出来たのはこのお茶だけです。お客様の試飲に御相伴させていただいた時の「白鶏冠」 あっさりとした中にも複雑な味や香りが煎ごとに入れ替わり立ち替わり現れ消える不思議なお茶です。ちょっと甘みの少ないカスタードクリームっぽいかしら、という感想を持ちましたが全く賛同を得られませんでした。 総じてや柔らかめで軽めなのであったかい季節向きかもしれないです。(←賛同を得てもらいたいのでものすごい当たり前の事を書きました)
小梅さんの留守、かつ天気の悪い平日あたりが番頭がゆっくりお茶を楽しめるチャンスです。何しろ小梅さんがいる時には常に『お茶を飲む=小テスト』、常在戦場な(番頭にとっては)殺伐とした雰囲気になっちまうんで。いっぽう天気の良い週末とか平日の夕方6時頃は突然千客万来になる事があるので、小梅さんがいない時は番頭はスタンバイ体勢になってる必要があります。
↑のお茶はそんなスキをついて飲んだ岩茶『奇蘭』です。 美味しいお茶です。何とも言えないふわぁとした香り…ボキャブラリーが豊富なのでうまく表現出来ませんが、同じ『香りふわ系』の金観音や『香りゴージャス系』雀舌などと較べても奇蘭の香りは引けを取りません。 店頭には「まだ」並んでおりませんが試飲をご希望の方はお気軽にお申し付け下さい。小梅さんに言う時は「ちーらん」と発音したほうが間違いなく通じます、蛇足ですが。
これについてはもうちょいじっくりと書きたいと思いながら一ヶ月。こちらも小梅さん留守でまったりモードの時の番頭のお気に入り『凍頂茶農のまかない茶』です。ま、一言でいうと日本の茎茶みたいなモンです。凍頂烏龍茶の茎(枝)の部分とくずれ葉の部分を使ってます。なので焙煎(特に茎)を強くしてます。番茶とかほうじ茶がお好きな方にはたまらない味か、と。さすがに甘みや香り、清々しさは「正規品」とは較べるべくもありませんが。
ええと…
ごめんなさい。今日はここまでが精一杯です。何かね、値札作ったり再配達依頼したりネコ追っ払ったりしないといけないみたいですんで。
いけね、肝心な事書くの忘れてた!! 一番上に色文字で書いておきますね。
皆様良い日曜をお過ごし下さい。 ー番頭ー