ハッピーマンデー番頭でっす。今週も元気にいきましょうかねえ。
小梅さんは今朝は立ち寄る所があり、まだ店にきていません。
鬼の居ぬ間、ではないですが、番頭は朝から一人、お茶を飲む事にしました。「お茶屋だもの 〜ばんとう」
いつも飲んでるお茶では面白くないんで、小梅さんのストック棚をガサゴソ。
こんなん出てきましたけど、どうやら中身がシャレにならないお高いものみたいなんでパスです。三坑両潤て例のアレでしょ?
しかもご大層な缶入りだし、何か缶にゴルフボール埋まってるし。ああおっかない。
高山老叢紅茶…武夷山の紅茶っぽいけど、サンプルの量が少ないんでパスです。少量サンプルはうっかり飲むと後で取り返しつかないんで。
落水洞って書いてある(たぶん)生茶。名前にビビってこれもパス。ま、生茶はちょいと苦手ですし、番頭は。
凍頂紅茶・・・これは以前に飲んだ記憶がありますぞ。あまり良い印象が残っていないのでこれもパス。
週明け朝の一発目、できれば当たりを引きたいですし。
で、悩んだ挙げ句の落としどころはこちら。 凍頂烏龍2009年冬茶の重焙煎(高火)です。ちょいと見にはわかりにくいかもしれませんが、かなり赤黒っぽい、見るからにしっかり火の入ったお茶です。
無焙煎の凍頂と較べるとこんなに違います。 いかにもしっかりとした香ばしさが味わえそうです。番頭は焙煎強めで発酵も強めの凍頂は好きです。
赤みの強い水色です。 味は、というと清々しさよりも、どっしりとした甘みを楽しむお茶です。焙煎したての時には煙っぽさが葉に残っていて、それが好き嫌いが別れるところなんですが(番頭は好きですけどね)二年も置くとそれが抜けて香ばしさと甘みが後に残る感じです。朝に「ほっ」と一息つくのにはもってこいのお茶だと思います。
こういったサンプルとか頂き物、小梅さんの個人的な買い物が茶荘にはわんさかとあります。「こういうお茶が飲んで見たい」というご要望があれば小梅さんにご相談下さい。
番頭には決定権も決裁権も一切ございませんので、くれぐれも私にはリクエストなさらぬようお願い致します。
さて、小梅さんの出勤時間です。見つからないうちに証拠隠滅して通常業務に戻ります。