ちょっと前に出た本です。ここまでほっぽかれたのはひとえに番頭がサボっていたからす。
加えてこの「自遊人」てタイトルがどうも…自由とか遊び、って言葉がなんか他人事っぽくて、それで開く気力が少し薄らいでたのかもしれません。
といってもいつまでも放っておく訳にもいかんので、エイヤ、とばかりに開いてガシガシ読み進めました。硬軟取り混ぜた内容ですが、少なからぬページを水のトピックに割いてありました。
結構なお値段の本をわざわざ買って、何でムキになって読んでるのか、つうと宿題が手つかずだからです。
やたらと宿題を投げつけてくるもんで(いわずと知れたウチのボスです)、優先順位もへったくれもなく、手当たり次第にやるようにはしてるんですが、これはそのまんまになってます。
なので、そろそろ前進しないといけません。
国内産、海外産。硬水、軟水。発泡するものやら何やら。とにかくサンプルはいっぱいあります。
中でも番頭がずっと気になってるのがこちらの水「樵のわけ前」
国産、ジャンルでいうと温泉水、という事になります。
商品名の下に書かれた1117は地中1117メートルからくみ上げられている事を意味します。1117メートルて。。。想像もつきません。
で、番頭が目をつけた理由が2mg/lというとんでもない硬度です。中国茶のほとんどが一般的には軟水で淹れたほうが良い、とされてます。軟水、つうのは120mg/l以下の水です。日本のものでは、有名なサントリー天然水/南アルプス(採水地が他に奥大山、阿蘇がありそれぞれ硬度は異なります)は30mg/l、アメリカのクリスタルガイザーが38mg/l 。硬水だとエビアンが304mg/l,コントレックスに至っては14,68mg/lです。この硬度2mg/lは数値上ものすごい柔らかい、という事になります。
本当に柔らかい水が有利なのか?炭酸入ってちゃいかんのか? つうか、ph値ってのも大事なんじゃないの?等々、単に水の硬さだけでは判断できそうもないですね。
とにかく飲んでみよう、と。で、比較しやすいのはやっぱ水出しかな、と思います。淹れ方(時間・量)などの諸条件による誤差が出にくいんで。
しかも…水出しなら番頭「でも」出来るんで、留守番中の宿題には向いているかもしれません。
夏休み(休みじゃないけど)の自由研究(ぜんぜん自由じゃないけど)近日公開(予定)!!乞うご期待!!(ヤケ)