こんにちは、小梅です。
今日は朝からずっと試飲です。書類仕事も同じですが、試飲もいったん始めたら出来るだけ中断する事なく一気にやりきってしまう必要があります。ですので、平日の午前中は試飲のチャンスなのです。
中国紅茶4種類からスタートして、生茶4種類に移りました。
さすがにこれだけの種類を一人で飲むのはもったいないのですが、今日は幸いお客様にお付き合いいただけたので心強かったです。
飲んだのはこちらの4種類。餅茶も沱茶もあり、大きさもそれぞれまちまちです。2008年のものと2010年の新茶、どれも陳年ではなく若いフレッシュな茶葉ばかりです。
味や香りもそれぞれ異なります。本当に同じプーアールの生茶なのかと不思議なぐらいです。
特に今回感じたのは、第一印象や一煎目での印象がそのまま続くわけではない、という事。最初とても好ましく、飲みやすくてフルーティなものが二煎目から急に味が薄まったり、反対に最初はとっつきにくかったお茶が実は煎を重ねるごとにぐんぐんと美味しさが加速したり。。
その為に試飲をする、と言ってしまえばそれまでですが、あらためて試飲、それも複数のお茶の比較試飲の重要さを痛感しました。
味や香りはスピードも強さも違いますが、「厚み」の違いが実は美味しいお茶を決める要素ではないかと思います。厚みは言い換えれば奥行きでしょうか。味や香りの引き出しがいっぱいある、そういうお茶が私は好きです。開けるたびにドキドキできますし。