夏の風物詩、ってほどに認知されてはいないと思いますが、この季節になるとペットボトルのお茶飲料がにわかに活気づきます。中国茶も然り。
7月に入ってまたいくつか投入されるんでしょうが、まずは先陣切ってサントリーさんとアサヒさんから2種類ずつ。
どれもコンビニで買ってきました。
まずはアサヒさんの直球勝負「凍頂烏龍茶」。ブレンド系が主流を占める季節限定バージョンで、びっくりするぐらいシンプルです。
凍頂山「周辺」がどのぐらい周辺なんかは判りませんが、まあどこで採れても美味しいもんは美味しいんで、気にしないこってす。
味についてはこのお茶も、続く3種類についても具体的には触れません。
こんな事書くと笑われるとは思いますが、一応「同業者」…笑っちゃうな、我ながら。ですんで褒めてもけなしてもあまり後味がよろしくないもんで。
どんどん行きましょう。
同じくアサヒ飲料さんから「美食彩茶」
だいたい「美」「食」等のキーワードが名前についてる時にはお約束のプーアール茶。ここでも入っています。
とはいえ、2種類の中国茶のブレンド、というすっきりとまとめたお茶です。アサヒさんの方針なんでしょうか。ストレートとスライダー、って今時の名門高校のエースより球種が少ないところがいっそ潔いです。で、ウーロン茶とプーアール茶の味がします。当たり前っすけど。
ウーロン茶飲料の雄、サントリーさんからまずは烏龍妃茶。 こちらはある種ブレンドの王道のようなお茶です。ハス、クコ、ナツメ、とお馴染みのものがブレンドされています。
昨年あたりからじんわりと知名度アップしている「貴妃茶」系かな?と思ったんですが、どうやらそうではないようです。オリエンタル色満載のお茶ですね。
最後もサントリーさん…トリだけに。
夏限定、冷え冷えゴクゴクを前面に出すこちらのお茶は、ペットではなくアルミボトルです。近所のコンビニでは棚4列を占拠しておりました。 ちなみにコンビニ各社ではセブンさんがあまりこの手のお茶の品揃えが豊富ではないように感じます。プライベートブランドのお茶に面を割いているからかもしれんのですが。
51%…M&Aか?経営権でも狙っているのか奇蘭?
いや、多分【主たる原材料」の表記の問題とかあるんでしょうけど。
他に欧米でも流行りの白茶。夏に好まれるお茶ですね。んでジャスミン。
ええとですね、味についてはノーコメントって書きましたが、あえて一つだけ「ジャスミン、余計じゃね?」
まあでも、この夏のお茶飲料の中では健闘しそうかな、つう感じの仕上がりはさすがサントリーさんです。
こうして2社4種類を並べてみると、両者のカラーが出ているようで(偶然かもしんないすよ)面白いです。一人で4種類飲み比べるとお腹タップンタップンになると思いますが、飲み比べると面白いっすよ。
飲料業界いっぽうの雄、キリンさんはどーしてるのかな?と思ったら、こんなん出ていました。
ま、ビバレッジさんとは違うキリン協和フーズさんから出てるんですが。
キリン生茶のエキスを配合した水出し茶漬け。
作り方のところに「キリン生茶で作るとさらに風味豊かに」って書いてありました。
…これ、常温の水では作らないほうが良いと思います。
相変わらず腰が引けてんな。大手が怖いのか?