井欄、という名前の茶壺です。
中東の国でも、アロマオイルの原料でもありません。そもそも「いらん」と呼ぶのか「せいらん」と呼べばいいのかも判りません。まあ、どっちにしろ中国名ですんで。
いわゆる伝統的な形状です。フタが↑のようにハンドルっぽくなっているものと、ポッチになっているものの両方がありますが、↑のほうがよく見かける形状です。
ストン、と寸胴になっていて、ちょっとなで肩になってるのが特徴です。
紫泥です。上から見ても非常にオーソドックスな形状をしています。造形の面白みというより、安定した落ち着きのあるいかにもお茶が淹れやすそうなルックスの持ち主です。
130ccと、少し小ぶりです。二人ぐらいで楽しんだり、一人でたっぷりと淹れたりするにはちょうど良い大きさですね。口が大きいので茶葉の出し入れも楽なのがポイントです。
岩茶でも、プーアールの熟茶でも良さそうですね。
お馴染み楊琴さんの作。イチロクパはお買い得でっせ。