明日(30日/木曜)は5時過ぎに閉店致します。ご不自由をお掛けしますがご了承下さいませ。
明日の夜はドクの所で↑こんな感じになって来ます。抜糸が待ち遠しい番頭っす。
昨日は一日こんなお茶を飲んでました。クイズじゃないのでヒントも出ませんし、すぐに正解が出ます。
「高山紅茶」です。小梅さんの覚え書きには「紅茶 高山烏龍 2013」とあります。
去年の今頃のブログにもこの高山紅茶は登場します。
紅茶のお試しセットに入っているので、去年のものはお試しになった方もいらっしゃると思います。これはそのお茶の今年の新茶です。
雲南省のお茶です。雲南の紅茶といえば真っ黄っ黄の産毛に覆われた金毫、オーソドックスでしかも甘みがハンパない鳳慶、という二枚看板が当茶荘にはございます。なので今更ニューフェイスが来ても果たして3枚看板になる余地は残ってるのかしらん、と首を傾げながら飲んでみました。あ、本当に傾げた訳ではないです念のため。
飲みやすい紅茶です。中国紅茶らしい柔らかさの中に、インド紅茶っぽいボディの強さもあるように感じられます。小梅さんは「台湾の紅茶にちょっと近いと思います」と言ってました。
番頭が好物にしている鳳慶と較べると、甘みはやや大人しく感じられます。全体的にさっぱりとした印象。
雲南紅茶、特に金毫系のこってりとした甘みとは明らかに一線を画した味わいです。
昨日一日、ご来店のお客さまにお淹れしてお試しいただきました。試飲にご協力いただきありがとうございます。
皆さんに概ね好評をいただきました。さっぱりとして飲みやすい、というのが共通した印象。爽やかな酸味が特に2煎目から表に出てくる感じ、と酸味に言及される方も多かったです。
紅茶全体の事はまだまだ知識が不足している番頭は、本を片手の「ながら飲み」。
紅茶の本とか資料はどうしてもインド・スリランカあたりが中心で、中国紅茶と台湾紅茶の情報はあまり身近な存在ではありません。それだけに、こういう「飲んだ事が無い」「聞いた事もない」紅茶が美味しくて、うれしいびっくりがあったりするんですが。
試飲用はじゅうぶんに準備してございます。ご興味のある方は茶荘にてお気軽にお申し付け下さい。