明後日(8日/木曜)は5時に店じまい致します。ご不自由をお掛け致しますが何卒ご了承下さいませ。オチから書きます。ビジュアルが予想外にイマイチ。
暑い日の事です。先週ですかね、かなり蒸し暑い日がありまして。ちょうど小梅さんがいなかった留守番中でヒマだつうのもありまして、ちょっとちべたいお茶でも作ってみようかな、と。
選んだお茶は3種類。凍頂烏龍茶と岩茶の奇蘭と紅茶の鳳慶です。この組み合わせにしたのは、まず色合いがそれぞれ異なっているんで、出来上がりが綺麗な3色になるかな、と思っての事です。
ね、綺麗なグラデーションでげしょ?
もう一つの理由は簡単で、この3種類はどれも水出し用のティーバッグとして使っていて、かつほぼ毎日、水出しの試飲をお出ししているお茶だからです。
このトリオが何で水出し用に選ばれたかというと、冷たくしても持ち味が殺されないからです。なので凍らせるのには適しているかしら、といういささか短絡的な思惑で選んだんですね。
水出し用に作ったお茶は3種類とも冷蔵庫に作ってありましたが、より色の差や味わいの差がはっきりして、かつ香りも残りそうなのでお湯で出しました。なおかつやや濃い目に出してます。
3種類のお茶が混じらないように、製氷皿ではなく3オンスのプラカップを使いました。この大きさだとコップに一ヶ入れて上から水出しのお茶を注げばちょうど良い感じです。お茶の氷なら溶けてもお茶が薄くなんないから好都合です。ま、これも実験の一つの目的であったんですが。
凍ったのがこちらです。
…何かイマイチ、というかビジュアルが思い描いていた理想形とかなりかけ離れました。もうちょっとね、色鮮やかで透明感があってエッジのはっきりした氷が出来るかな、なんて。どんだけ楽天家なんだよ、と言われればそれまでですが。
番頭は大昔製氷機を売る仕事をしていた事がございまして、それだけに氷の事とか製氷のメカニズムなんてのはちっとは勉強したんですが…現代のテクノロジーというものをちょっと過信しておりました。
見た目綺麗な氷、という事に関しては今回の結果を踏まえて次回は改善致しますです。
味、ですね。お察しの通り、このまましゃぶっても「うっすらお茶の味と香りがする氷」です。もうちょい濃い目に出して、一種類のお茶でたくさん作ってかき氷にすればちょっと面白そうです。黒みつとか蜂蜜をたら〜りと垂らしたり、練乳(番頭はすげえ苦手ですけど)ちょいかけても楽しめそうっすね。
まだまだ、暑い夏は続きそうですね。
なんだそのオチ?