小梅さんが撮ってきた写真を整理しとります。
ブタonブタ。何かの謎かけでしょうか?作った人に聞いてみないとこりゃわからんですね。愛嬌はありますけんど。
展示会の詳細は小梅さんに聞いてから近日レポートいたします。
概略として今年の展示会で目立ったのはまず
1)値段は相変わらず上がっている: 高額商品が人気という面と、従来のものも値上がりしているとい、まさにダブルパンチです。バブルっぽいちょっと浮わついた軽薄さは感じられますが、極端な投機目的の需要ではないいたいです。そのぶん天井が見えにくいおっかなさはあります。茶葉、茶器ともに値上がりしています。
2)出展者の大型化; 全国津々浦々から「おらがお茶」を持ち寄ってくる、小さいブースでの出展者が目に見えて少なく、その代わり大きな企業や生産者連合体の大規模出展がより大きくなり、かつ出展にお金をかけている印象があったそうです。
景気が良くなり、生活水準が上がった中国。格差問題は深刻ですが、それでも都市部ではようやく好きな事にお金を使えるようになった人が大勢います。 そういう人がまず何を求めるかというと、今まで名前は聞いていたものの手が出なかった憧れの物です。なのでどうしてもブランドの知名度が高いものにより人気が集中します。日本もね、バブルの時にはLVだのプラダだのシャネルだの…(遠い目)。
緑茶でいえば龍井茶を筆頭に十大名茶に名を連ねるお茶ですね。そういうお茶のサプライヤーさんのブースはやはり大がかりです。
もう一つ、写真を見ていて感じるのは「だいぶ垢抜けたなあ」という事です。5年前ぐらいだと、商品や会社のロゴやトレードマークなんかもいかにも中国、って感じでしたし、色使いなんかも、「ダサい」(番頭の主観ですぜ)。さらには出展者側の接客態度も「マジか?」と目を疑うほどのカジュアルさ(オブラート二重に包んでますぜ)、ブース中央のテーブルにドサっと無造作に置いたカタログの上にカップ麺置いてズルズルとランチとってたりしていましたもの。もしブースも商品も、そして来場者の身なりもアップグレードしてるとしたら、会場じゅうにカップ麺の芳しい香りが漂う事もなくなるでしょう…か。ちょい不安は残りますが。
お茶は味が勝負、っていってもやはりパッケージは綺麗にこしたことは無いですし、どうせ買うなら大きくて綺麗なブースを出していて、かつ名前も通っている有名なお茶のほうが…というのは至極当然な流れですね。
多様化とか細分化、まではもうちょっと時間がかかりそうな気がする中国お茶事情でございます。
犯人発見。ブタ作ったのはどうやら楊さん。。。しかもセットて。
楊さんの茶壺とか色んなお茶のお話しはまた後日。
今日はこれから試飲ループです。