まずは第一報。嬉しくないニュースからです。
昨晩10時前、雲南省で地震がありました。もともと雲南は四川と同様に地震の多発地帯です。つい二ヶ月前には北部の昭通市で大きな地震があり、700近い死者・行方不明者を出したばかりです。
今の所今回の地震については亡くなられた方が数名、というところまでしか判明していません。小梅さんも大慌てで現地の友人に連絡を取ろうとしましたが、地震の後なので電話が通じません。緊急用に回線を確保してるんでしょうか。もう少ししたらSNSとかで連絡が入ると思うので、それまでは心配しながら待っているしかなさそうです。
震源は景谷県。イ族タイ族の自治県です。地図でいうとど真ん中の青いフラグのあたりです。ちなみにこのフラグが立っている所に「困鹿山古茶園」があります。普洱市と臨滄市の中間ぐらいが震源で、どちらの都市にも被害が出ているようです。
被害が少しでも軽く、そして復興が少しでも早い事を願うばかりです。
ガラリと話題は変わります。
伊藤園さんのペット緑茶「お〜いお茶 絶品の緑茶 ぞっこん」
ぞっこんの名前では2代目になるんすかね、確か。あまたあるお〜いお茶軍団のニューカマー。たぶん期間限定単発商品だろうな、と思えるのはお値段が150円(税抜き/320ml)と結構お高い事から。コンビニのレシート見たら163円でした…あれ1円高くね?
国産一番茶100%使用、って書いてあります。芳醇な香りとコクが持ち味との事。伊藤園さんのHPによると高温・低温の抽出を組み合わせた新・後火仕上げ製法を採用しているそうで、つう事は火入れに特徴があるんでしょうね。
ちょうど小梅さんが来たので、一緒に試飲してみました。深蒸しバリバリ緑色な甘みの強さが前面に出るペット緑茶とはちょっと違う味です。しっかりと渋みが出ていて、かといって濁りが多いわけでもない。変な例えになりますが「今風じゃない昔の日本茶」の味がするな、というのが番頭の感想です。小梅さんも「これ、美味しいなあ」と感心してました。味が濃くて仕上げがしっかりしている、そうで。そういえばこのお茶、ちょっと炒青された中国緑茶に似て無くもありません。
ペットの割りには、という前置き無しでもじゅうぶんに美味しいお茶でした。番頭はキリンさんの生茶みたいなのより、こういう緑茶のほうが好みでございます。