シャムロック番頭です。
今日はセントパトリックスデー。アイルランドの祝日でございます。
夕方あたりからはあっちこっちのアイリッシュパブに普段はどこにいるんだろ?ってぐらい大勢のアイルランド人が集まってきます。 やたらとごった返したパブの片隅でキルケニーだのギネスをパイント単位で胃袋に流し込むというのは非常に魅力的です、ううう。
【新発売】のPOPが付けられたコイツ。どっかで見たな、というよりそういえば最近見かけなかったな、というペット茶です。 コカコーラさんの「つむぎ」。始めて飲んだのはいつ頃だったかな、と思ってブログの中を探したら
一年前の3月18日でした。
一年サイクルで同じ事を書いてるほうもどうかと思いますが、コカコーラさんもまた律儀に同じタイミングで再発売したモンですなあ。去年の記事の画像を見てると外見は若干ロゴの配置が変わったかな、というぐらいです。
「国産烏龍茶葉」…「烏龍茶葉」という下の句が若干引っかかりはしますが、言わんとしてるのは上の句の「国産」の部分なので、まあ判りやすく表現してんだろうという事でここはドンマイです。
かぶせ茶を加えた、という部分が去年バージョンとの違いかと思われます。
原材料の表記も(かぶせ茶5%)とあります。 言い回しやラベルの表記見ててもよくわかんないので早速飲んで見ました。
去年のと比較しようと思ったものの、一年前に数回飲んだだけのペット茶の味を覚えてるほど番頭の味覚は上等に出来ていないので心許ないですが、去年のものに較べてかなり濃くなったイメージです。変な言い方になりますが、より「飲み慣れたペットのウーロン茶」に近いのかな、と。 飲みやすさと軽やかさにこだわるあまり、ちょっと物足りないというか、全体的に発酵が足りない為にまとまりが感じられなかった去年のつむぎに対して、今度のは飲んだ時にそういったとっ散らかった感がありません。それでいて甘みがちゃんと感じられて苦みが抑えられてます。「かぶせ茶」効果なのかどうかはちょっと判断できませんが、番頭は今年のバージョンのほうが好ましく感じました。
ちょっと去年のは従来のウーロン茶との差別化に向けて無理しちゃったのかな、という味わいだったように思えます。対して今年はそのあたりがずいぶん変わったかな、と。 いえ、くどいようですが一年前の味の記憶なもんでアレですが。 新旧並べて飲み比べ出来ればいいんすけど。
「国産”で”ここまで出来た」じゃなくて「国産”だから”ここまで出来た」 になる日もそんなに遠くないのかな、などと大いなる期待とちょっとの危機感を持って「つむぎ」が紡いでいくであろう未来を見ていきたいと思います。
…今回はもうちょい長いスパンで自販機に並ぶといいんすけどね。