夏至でございます。
初候「乃東枯」、次候「菖蒲華」、末候「半夏生」。 番頭は末候の「半夏生」という言葉が何か好きですが、今日から5日間は『なつかれくさかるる」の季節、つう事になります。「乃東」は『だいとう』と読み、靫草の別名、との事。この靫草が冬至に芽を出し夏至に枯れる事から「夏枯れ草」と呼ばれているそうです。 初めて見る単語だらけで書いててちょっと疲れました。
夏に至る、といっても梅雨の真っ只中。今日の人形町は降ったり止んだりの一日になりそうです。肌寒いほど涼しいかと思えば、雨が上がると急に蒸したりする、非常に体長のコントロールが難しい陽気なので、お腹をあっためるプーアール熟茶と、すっと身体が涼しくなる白茶を両建てで飲んでます。 冷えたら熟茶、蒸したら白茶、という具合で。 どちらも煎が続くお茶で、しかも冷めても美味しく飲めるので午前中から淹れっぱなしです。
新顔の茶壺の画像など撮りつつ、ちょこちょこと熟茶と白茶を飲みながら、夏至の初日は過ぎていきます。
たまには雨もいいもんです、程度ものですが。