本日発売の雑誌BRUTUS。ブルータスっていうと有酸素運動とかたんぱく質ってキーワードが何故か頭に浮かびますが、今号は紅茶の特集。680円…酎ハイ2杯我慢すればいいお値段なのでさっそく買ってきました。
『新しいティーカルチャー』というタイトルの特集。
目次を見ると「ティーバッグマニアのための細かすぎるアレコレ」「世界のティーカルチャー最前線」「”和紅茶”はいま!」等々の面白うそうなトピックがずらり。
今夜の白袴、とうそぶく訳ではありませんが、中国紅茶以外のいわゆる「紅茶」については本当に不勉強な番頭にはどれも面白そうです。「新しいティーメーカーの先駆け」という記事の「スティーブン・スミス」というアメリカでは有名なティーメーカーさんの名前も恥ずかしながら初めて知りました。
日進月歩な紅茶の世界。アップデートも大変なんですな。
中ほどには本体より少しだけ背の低くて取り外しが出来るティーバッグのカタログ。世界各国各地のティーバッグが110種類、写真と説明入りで紹介されています。こうして見るとカラフルでロゴやフォントもすげえカッコいいっすね。
英国のものはスタイリッシュな中にどこかトラディショナル。ブランド名もどこか覚えのあるものが多いです。
こちらは右ページに日本勢。お茶好きな皆さんにはどちらもお馴染みのブランドではないかと思います。日本のティーバッグはこの前の見開き2ページでもいっぱい紹介されています。それぞれ取扱のお店や輸入元といった問い合わせ先の番号があるのも便利です。
3人のスペシャリストの鼎談で構成される和紅茶のトピック、東京・台北・ポートランドなどの紅茶事情…一つ一つが番頭には目新しいものばかりです。「やっぱ意識低い系なんかな、オレ…」などと自分の不勉強にちょっと冷や汗が出ます。蔵前の緑茶屋さん「ナカムラティーライフストア」さんもお名前は伺ってましたが、こんなに近くなのにまだお邪魔出来ずにいます。
私とお茶、みたいな特集もとても興味深く読めます。。。正直、ここいらへんはまだナナメ読みした程度です。
総合生活情報誌の特集と比べると一冊あたりに特集が占める割合が多い、たっぷりと誌面を使った一冊です。見応えがあるなあ、というのがまず第一印象でした。
お茶の時間にゆっくり読みたい一冊です。