筋肉痛番頭でございますギシギシ。
バタンキュー(死語すかね)で寝てしまい、夜中に起きて目覚ましをかけようと時計を見たら、既にいつもの起床時間を10分ほど過ぎておりました。これが噂の寝過ごしってヤツですね。
相変わらずイベントてんこ盛りの人形町界隈。例年ですと緑道の甘酒横丁の桜まつりが皮切りですが、今年はその前にもう一つイベントが。
浪花町会さんの掲示板には「咄の噺」というタイトルのポスターが貼ってございました。主体が人形町ではなく東日本橋方面のようで、あまり事前に話題を聞く機会はなかったのですが、なんか面白そうなニオイがするタイトルですね。
ポスターにのってたアドレスでウェブサイトを覗いてみたら
こんな内容のイベントでした。「食・芸・情・習」の4つのテーマにまたがる、春分の日にはぴったりな野外型イベント。
場所は明治座の脇、浜町公園へと続く浜町のいちょう並木。秋には黄金色に輝くさまが甘酒横丁のまっすぐ先に見える美しい歩道です。ここに60畳のタタミを敷いて会場にする、って事です。60枚ものタタミをどうやって手配したのか、そもそも舗道にどうやって並べるのか…番頭はまずそこいらへんが激しく気になります。もう一つの懸念材料のお天気は、幸い予報だと晴れで最高気温17℃とまずは一安心。うららかな春分の日、のんびりイベントを楽しめそうですね。
個々のテーマについては
主催者さんのHPをご覧いただくとして、番頭が気になるのはやはり「食」の部分。昼の「甘味の時間」、夜の「日本酒とあての時間」ともに近隣の名店の味が楽しめるようです。重盛さん草加屋さん笹新さん双葉さんといったお馴染みの人形町の名店だけでなく、浜町の美味しいケーキのイソザキさん、東日本橋の和食のかどわきさん、久松町きっての老舗のきくの家さん、いちょう並木ぞいのビストロエレナさん…ふだんの行動範囲が人形町界隈のごく限られたエリアに限定されている番頭にはなんとも魅力的な「道の向こう側」のラインアップです。「甘味」も「あて」も500円均一、お酒も枡を500円で購入(無料になる方法もHPに出ています…人之助さんここにも)していただくシステム。
何か面白そうです。ちょっと盛りだくさんすぎてとっ散らかった印象を持たれるかな、とこれは余計な心配ですが。それだけ趣向を凝らした企画だともいえます。何でもやってみてどんどん修正していけばいいんじゃないかな、と思います。一度こっきりじゃなくて定期的に、できれば風物詩になるくらいに長く続けていただけるといいなあ、と思います。 何しろですね、浜町や久松町、東日本橋といった界隈の面白さは人形町のそれとはまたちょっと違ってまして。
もういっぺん、最初の写真に戻ります。
明日のイベント「咄の噺」のポスター。ロゴもデザインもシンプルでいて洒落てて、とてもセンスが良いなあと感心しました。いっぽう真ん中のお祭りと左の桜まつりのポスターはすっかりお馴染みの見慣れた「いつもの」です。なんすかね、この先輩方の安定感。思わずポスターに向かって「よっ、待ってました!」って声かけたくなるこの感じ。「続けていく事」の大切さってのはこういう事なんでしょうねえ。ううむ、筋肉痛ごときで泣き言コイてる場合じゃないっすね。