番頭でございます。昨日は一日お休みをいただき、自宅警備員をしておりました。
10年に一度の大規模改修とかいうのをもうかれこれ半年以上やっとりまして、玄関のドア周りとおもての納戸のドア周りを塗り直すんで塗る間と乾くまでの間、ドアを開放しないといけないとかで。お陰様でゆっくり二度寝三度寝を満喫いたしました。一日家にいたのなんて一昨年の1月にインフルにかかった時以来っすよ。
小梅さんは20日に宜興へ移動。楊さん家に居候しつつあっちこっちと用事を片付けていきます。
何を買うか、というより何を見つけるか、何を見つけられないかという勝負になるので、「これとこれが入荷します」と確約はできかねるのはいつも通りです。
優先順位が高いのは「売り切れ」になっている茶壺、とくに定番品ともいえるいくつかのアイテムです。
まずは天圓地方壺。なんかいつも売り切れている印象のある、楊琴さんの作です。基本形は朱泥ですが、一回り大きい紫泥も綺麗ですね。口径が大きいので茶葉の出し入れが楽なのと、見た目よりたっぷり入る容積の大きさが人気です。何度も注文しているので、楊さんには事前にお願いしてあります。小梅さんが行った時に出来上がっているといいのですが。
こちらは周迎珂さんの作「橄欖壺」。オリーブの実をモチーフにしたどこかモダンな出で立ちの美しい茶壺です。こちらももともとは明るい朱泥のものがスタンダードですが、紫泥や清水泥のものも趣があって人気です。
上の2種類が頻繁に売り切れる「要注意茶壺」であるのに対し、けっこう在庫があってしかも普段そんなに頻繁に売れるわけでもないんで油断してた茶壺もあります。梨地の秦権壺がその典型です。3月のセールで何故か「これでもか」とばかりに売れてしまいました。慌てて楊さんに問い合わせはしたものの、こちらは今回は間に合うかどうか微妙です。
他にもいくつか注文してあったり、取り置きしてもらっている茶壺があります。進捗状況は21日以降にまたご案内致しますです。