明日(16日/土曜)は10時から6時まで、明後日(17日/日曜)は10時から4時まで営業いたします。ならぬ堪忍、するが堪忍。今年もまた小梅さんに振り回される番頭です。こんだけ痛い目に遭っても師走が楽しいのはなんででしょうかねえ。
茶具のご案内です。
一般には茶道組とかいうんでしたっけ?番頭は正式な名前がわかんないままに「茶さじセット」と呼んでおります。
お茶を淹れる時に使う七つ道具のうちの主だった何種類かがセットになったものです。
七つ道具、いわゆる茶具については
二年前くらいのブログにざっくりとした説明がございますんで、そちらをご覧下さい。各道具の使用頻度にはかなりの差がありますんで、基本的なセットを一つ持っといて必要に応じて足したり引いたりするのがよろしかろうかと存じます。個人的には茶挟みと茶さじがあれば何とかなるかな、とは思いますけど、何かカッコいいっすよね、つうのもありまして。
シンプルなもの、草花が彫られたもの、何か派手なもの、と見た目はそれぞれですが、共通しているのは「ずっしり重い」事です。素材が比重の思い黒檀だというのもありますが、見た目の大きさに対して道具を入れる穴が浅くかつ小さいのです。持ち運ぶもんではないので低重心である程度の重みがあったほうが安定するんで長所ではあります。反面、例えば他にプーアールナイフなんかを差そうと思っても余計なスペースはありません。基本セットを入れてしっくりとまとまるように作ってあるみたいです。
茶さじ、茶挟みともにそれぞれちょっとずつ形状が異なりますが、どれも小梅さんがちゃんと使い勝手はチェックした上で選んでいます。特にこの手の茶具では「茶挟み」の出来不出来はかなり重要です。ある程度のテンションがかかっていないと茶杯を取り落としそうで安心感がなく、結果プルプル震えるほど指先に力が入ったりします。反対に硬すぎても同様に余計な力がかかります。耐久性も含め、茶挟みの使いやすいものを選ぶのが肝です。
3種どれも一組8,640円。在庫僅少につき売り切れの際は平にご容赦くださいませ。それにしても重いなあ。