世田谷のボロ市に行ってきました。
ボロ市、という何だかあまり響きの良くない催し物ですが、毎年大勢のお客さんで大混雑する事でも有名な路上のマーケットとの事です。 ボロ市も初めてですが世田谷のこの辺りを歩くのも初めてでした。何か可愛らしい小さな電車に乗りました。
この冬一番の冷え込みの中、多くの人で賑わっていました。それでもこの寒さで人出は例年にない悪さだそうで「こんなに歩きやすいボロ市は初めてだよ」と常連のおじいさんが話してくれました。 出店する人も寒そうで大変です。
衣類も(もともとボロ市の由来は古着=ボロだそうです)もちろんですが、アンティークなものも多く出ています。骨董市的な面もたぶんにあるようです。 古くて可愛らしいものは大好きなのですが、あいにく「幼い頃」に日本にいなかった私には「思い出」が無い分だけこういった物には冷たいかもしれません。
反面、こういった木の物に惹かれます。何に使うの?と聞かれると即答は出来ないのですが、一枚ずつ眺めてはあれこれ想像するのが楽しくて。この板は組み合わせたり吊したりして小物を置くのにいいかも、なんて思いました。。。買わなかったけど。
古い桶を使っています。とてもいい感じなのですが、残念ながら予算に合いません。大体「あっ、これ欲しい」と思ったものは予想より高い事が多い事を学習しました。古い物は新品より高い、というボロ市の法則も。
売り物でも出店でもありません。ちゃんとした商店街の薬屋さんです。ボロ市の期間は稼ぎ時でもあり、また市を盛り上げる為にも沿道のお店は軒先で色々販売しています。パン屋さんはパンを、肉屋さんはソーセージを焼いて。コンビニも蒸し器を外に出して肉まんを売っていました。
とにかく寒かったのでゆっくり出来ませんでしたが面白い経験の出来た一日でした。