番頭っす。
一通りの開店準備が終わり、今朝は杉林渓を飲んでみました。
出来たてほやほや、今春の新茶です。 台湾高山茶の中でも杉林渓は番頭も女主人も好きな品種です。梨山や阿里山などが嫌いという訳ではないのですが、何故かこのお茶は好みに合う事が多いんです。
もともと爽やかで花の香りとお茶の青い香りが混在するお茶ですが、春の新茶はその傾向がいっそう顕著に感じられますです。かなり強めに淹れてみましたが、ほのかな渋みが鮮烈な回甘となって帰ってきます。ただ、やはり凍頂烏龍茶と較べると青臭さが気になるところではあります。飲み過ぎると胃にきそうな青さでした。
右が杉林渓、左が凍頂です。杉林渓のほうが緑がやや濃く、葉は少しだけ小さめのように見えます。飲み終わった後に茶壺に残った葉は綺麗な一芯二葉でした。
うまかったす。なんか顔の真ん中、ちょうど口の周りがイイ匂いになってさっぱりした感じっす。