番頭でぇす。
お願いしていた看板が出来上がってきました。表通り=甘酒横丁に置いておく為の「顔」です。一見何だか判じ物のような情報量の少なさです。喫茶なのか物販なのか、日本茶なのか中国茶なのかもこれだけでは判らないっすね。ま、それも狙いの一つだったりするんですが。わざわざ「カフェではありません」「日本茶置いていません」なんて書くより、間違ってだろうが何だろうが店まで来て貰えればラッキーなので。
真ん中の茶壺は本物を使ってます。
とはいえ、このままでは店の位置すら判りません。で、こんな矢印を作ってもらいました。二通りあるのは看板を置く場所を変えた時にどうにでも対応できるように、というドラえもんコンビの配慮によるものです。ビス止めなので表裏x2でどこに置いても簡単に矢印が動かせるというスグレ物です。
早速置いてみました。鎌倉や京都、軽井沢とか谷根千だのといった場所には融け込みそうな風合いですが、甘酒横丁にあっては違和感ありありです。この違和感ってのが逆に目を引く要素でもありますのでこれは願ったり適ったりです。「ん?」という反応、「何だこれ?」というちょっとした意識のトゲになってくれればしめたものなんですが。
使っていないほうの矢印はこんな場所に。表の看板を見て来た人には、「ははあ、あそこか」と判るようになってます。宝の地図なみに不親切ですが、ヒマな人には面白い遊びかもしれません。
開店閉店時の仕事がまた一つ増えました。怠け者の番頭はちょいと憂鬱です。