小梅です。
今回、広州に行く前に番頭さんに「美味しいものをたくさん食べてくるように」と言われました。食在広州、という言葉どおりに広州は食の都でもあるからです。ところが、朝から晩までお茶の事ばかりに時間を使ってしまった上に、泊まっていた場所が広州といってもかなり田舎のほうだったので近くに美味しいお店が無くて。。。
上海や台湾に初めて連れて行ってもらった時には結構色々と食べる機会がありました。お客さんとして訪れたという理由もありますが、やはりお茶の事にかけた時間が少なかったせいもあります。それだけ時間に余裕があったのです。
上海最初の夜に連れて行ってもらったお店はお茶と茶葉料理が有名でした。ここでプーアール茶や緑茶を飲みながら茶葉料理のコースをいただきました。
一階がかなりちゃんとしたお茶屋さんになっていて、食事は階上のレストランです。まだお茶の事など右も左もわからない、興味もそれほどない時なので「何で料理にお茶を使うのか?」理由がわかりませんでした。
スープ、冷菜から始まり最後のデザートまで、すべてにお茶(茶葉や茶)が使われているコースです。料理はどれも美味しいものばかりです。今こうして見てみると杭州の有名なエビの料理なども入っています。
食事の際に出てきた陳年もののプーアール茶。同席していた人はとても気に入って早速購入していました。かなりの値段だったのでびっくりしました。私は、と言えば「何でこんな変な味のお茶がこんなに高いのだろう。それに、何でこの人はこんなお茶を喜んで買ってるんだろう?」と不思議でしょうがありませんでした。今飲んだら・・・もっと味わえたのにと思うと残念です。
武夷山や宜興で食べている料理はこれよりはるかに質素簡略です。安いです。美味しくない事もありますが、遊びで行っているわけではないので。 今回の広州は残念でしたが、次回はちゃんと事前に計画して美味しい料理も色々食べたいと思います。