番頭です。今日も秋晴れで気持ちよいお昼時、帳場に引き籠もっております。
評茶。いきなり連休明けに堅い話題ですんません。
平たく言えば「味見」つう事ですが、カッコつけて言うと評茶、という馴染みのない単語になります。
比賽、という品評会での厳しいものから、普段小梅さんと番頭が店のテーブルでやっている「商品確認作業」まで、幅はありますが目的は大体同じです。
杭州方式、台湾方式、香港方式など、評茶のやり方はさまざまです。写真は台湾で一般的に行われている評茶を説明したパネルです。使う「評茶杯」や「評茶碗」の種類や茶葉の量、抽出時間などはそれぞれ異なりますが、基本的に評茶する部分は同じです。「味」「香り」「色」というお茶本来のクオリティ+茶葉の状態や茶殻の状態などといった出来そのものに関する状態、これが全てです。 要するに美味しいお茶かどうか、という事ですな。当たり前っすが。
これとは別に「闘茶」といういささか物騒な響きを持つお茶の飲み方があります。ちょいと前に映画の題材に使われてましたね。。。見てないんすけど。(映画館の椅子が苦手なんすよ、なんか) 闘茶は 1)淹れ方を競う 2)お茶を競う 両方があるみたいです。 2)は評茶に近いですね。持ち寄ったお茶を各自が淹れてどれが美味しいかを競う、というお茶そのもの+淹れる腕、のトータルを争います。 1)に関しては淹れ方に力点が置かれます。同じ茶葉を使って誰が一番美味しく淹れるか、というテクニックを争います。 どちらも面白そうっちゃそうなんですが、ジャッジの味覚に左右されるという点がちょいとすっきりしないような気がします。
評茶と闘茶。いずれにしても「たかがお茶」に対して、「されどお茶」とばかりにこだわりまくる人々つうのは、ハタから見ていてちょいとアレですよねえ。。。自分が当事者真っ直中なもんで傍観者ヅラするのも何ですが。