こんにちは、小梅です。
今週のお茶は寿眉でスタートです。
先週ぐらいに陳年の白茶を飲み、その事について書きました。重複しますが、寿眉は白いお茶です。白茶は青茶と較べて発酵が浅いのが特徴です。少しだけ発酵した緑茶、といえば良いのでしょうか。
今日飲んだ寿眉はフレッシュな茶葉のほうです。白い産毛が生えている葉も多く見られます。
こちらは先日飲んだ陳年(老)茶の葉です。色も違いますし、葉の大きさや産毛の有無で区別がつきます。
お湯を入れてもあまり色に変化が出ません。白茶なので緑茶ほどはっきりとした緑も出ませんし、発酵の強いお茶のような強い色合いは見られません。 寿眉は香港や広州で、特に暑い夏に好んで飲まれるお茶です。それだけに味わいもすっきりさっぱり、というのが特徴です。
評茶なのでかなり濃い目に出してみましたが、淡い黄色の茶水です。 味も同様、主張が強くない、飲みやすいお茶です。その分、深みやコクは少ないと思います。
陳年のほうはこのように、茶色がかった茶水の色です。柔らかい味わいやコクでは陳年が勝っているように思います。若いほうはゴクゴク飲める軽さが武器、でしょうか。
寒い冬にはちょっと物足りないかな、という印象を持ちましたが、何となくまだ調子が上がらない週明けの午前中に飲むにはこのぐらいが良いのかもしれませんね。
今週も一週間、頑張って元気に過ごしましょう。