番頭っす。
茶荘から一番近い自販機、2台のうちの左側にある伊藤園さんのほう。
見事なまでに並んだお茶系飲料のペットボトル。 伊藤園さんはよくトラックが止まってて商品補充をしています。中身のラインアップもこまめにやってる様子です。担当さんがやり手で真面目な人なんでしょうな。
左側、お〜い5連発フラッグシップの緑茶が2本で後は「濃い緑茶」「ほうじ茶」「玄米茶」計4種類のお〜い達。ウルトラ兄弟並みの大所帯です。共通しているのは下部に印刷された「国産100%」の表示です。
元々の出が茶業なだけあって、伊藤園さんはやはりお茶系飲料(紅茶含め)に力が入っていますね。
右側がインターナショナル部門です。 濃いウーロン茶、そば茶、ジャスミン茶。烏龍茶、ジャスミン茶にはそれぞれ「無香料・無調味」「香料不使用」の文字。材料や製法への拘りが見られて頼もしいです。そば茶には「そばアレルギー体質の方はお飲みにならないでください」と。そりゃそうですわな。
お茶系飲料の売り上げが苦戦だと聞きました。ゼロカロリー飲料がお茶以外の分野に増えてきたのが原因だとか。そうするってえと、お茶系清涼飲料を飲む理由としてやっぱ「太らないから」つうのがかなりあるんだろうなあ、とあらめて判りますな。「美味しいから」だけでは無かった、という事で。こりゃあお茶屋にとってはあまり有り難いデータではないっすね。
そんな苦戦するお茶系の中でもとりわけ元気が無いのが中国茶系清涼飲料っす。最近、少なくなったと思いませんか、ペットの中国茶って? 茶荘にお越しになるお客様がよく口になさる烏龍茶のイメージがあまりよろしくない事があります。お聞きしてみるとペットの烏龍茶の渋みやえぐみに一因がある事が多いようで。してみるとやっぱり苦戦の原因はそのあたりか、とも。
二台並んだ右のほう。コカコーラさんの自販機っす。こっちは緑茶とブレンド茶。どっちにせよ中国茶は入ってません。ううむ、ちょいと由々しき事態ですぞこれは。