ば〜んとーう、でっす!!
いえね、茶荘前のマンション工事、今日はハツリやってるんでこんぐらい怒鳴らないと聞こえないんすよ。
そんな事情もあり、天気もイマイチ、なので今日は久しぶりにヒマだんべえ。 書類とか伝票片付けるには良い機会ではあるんですが、ちょっと気分がむぅなので午前中は遊ぶ事にしました。
さて、何して・・・思案中に目に入った頂き物の塩こぶ。金沢で作っている玉藻という商品。汐ふき昆布、と書いてありました。 よっしゃ、これで遊びましょ。
小さいコロコロしたタドン(ええと、これでピンと来る人はかなりのトシです)のような昆布の塊です。台湾烏龍茶のようにギュっと圧縮されているようです。旨味も圧縮されてると嬉しいんすが。
焙煎が強めの岩茶、巌水仙です。ええと、このあたりで見当がついていない人はほとんどいらしゃらないと思います。 ええ、「昆布茶」を淹れてみよう、つう事ですね。
巌水仙を選んだのは、甘みが強い濃香肉桂とかとくらべて昆布茶には合いそうだからです。しかし、自分で始めといて何ですが、岩茶をこういう用途に使うってどうなんでしょ?バチ当たりそうで怖いっす。 ま、おっ始めちまったもんはしょうがあんめえ。続けましょう。
茶杯はいつもの中国式より大ぶりで、日本の湯呑みをイメージして作られた「力士杯」 こっちのほうが昆布茶には適してるでしょ。 この茶杯に玉藻を5粒ほど入れて、上からアツアツ淹れたての巌水仙を注ぎます。
1分ほど待ったらこんな感じです。 けっこうしっかり固められているようで、想像していた完成図とはかなり様子が違います。。。もっと凍頂烏龍茶のようにボワァ〜って大きくなる様を期待してたんで。
昆布茶っぽい色に見えるのは使ったお茶が焙煎強めなので、実はもともとのお茶の色ほぼそのまんまっす。
ええと、結論を申し上げますと、岩茶は岩茶で、そのまま飲んだほうが良いみたいです、やっぱ。
これがうまく行ったら第二弾は「岩茶漬けサラサラ・・・」を目論んでたんですけど。
一応フォロー。そのまんま食べたら玉藻はすごい美味しかったです。日本酒のアテにもぴったり。旨味がギュっと凝縮された美味しいこんぶでございました。
さて、帳場仕事に戻ります。