番頭でっす。今週も月曜からムダに元気だけはありやがります。
皆様から色々な物を頂戴いたします。シフォンケーキであったり川越のお芋のお菓子であったり。お茶屋なので珍しいお茶やコーヒーをいただく事も多いですし、お客様に限らず、ご近所さんや知人からも新鮮なトマト一箱(冷やして美味しくいただきました)や焼き鳥盛り合わせなども。ありがたい限りです。
先日頂戴したドイツ菓子の名店の「栗あずき」のお菓子です。パイ生地の中に甘さ控えめのあずきとたっぷりの栗が入ってます。外はスライスアーモンドと粉砂糖でコーティング。見た目より甘くなくて食べやすいです。
小梅さんに出した宿題、というのがこのあたりにも関係している事なので、またとない予習になりました。日本茶や紅茶の「渋み」、あるいはコーヒーの「苦み」といった持ち味と比較して、中国茶、特に青茶の場合はそのものの持ち味が「甘み」であったり「爽やかな香り」です。その為、甘い物を合わせる時に制約が多いのです。だったら中国菓子ならいいんじゃね?とも思えますが、中国のお菓子も甘すぎて合わせにくいものや、油を多用していて味が強すぎるものも多いんで。 以前から感じている事ですが、和洋中の中では「和」が意外と合わせやすいのではないか、と。 特に「あずき」系と「黒糖」系、「和三盆」系などが良いみたいに思われます。
そんなこって、1)中国茶に合いそうなお茶請けは? 2)和カフェあたりではどんなお茶請けが評判なん? というのがいくつか出した宿題のうちの一つです。 これについては小梅さんが提出した宿題を近いうちにアップします。 和カフェで多用される「抹茶」というエース級が我々には使えないのでかなり縛りはキツそうですが。
話題はガラっと変わります。
こちらも頂き物です。番頭の大好物「活字」っす。 アメリカにおけるテレビの「今」を通じて、メディアのあり方や情報の伝達手段がどう変化していくのかを、送り手・受け手の双方の視点から検証・解説する、というとても難しそうな事をとても判りやすく説明している本です。 以前に番頭がつぶやいた「クラウドってなん?」という、今更聞きづらい事もちゃ〜んと(番頭レベルでもじゅうぶん)判りやすく説明してあります。 内容について書くと長くなるので興味のある方はぜひ読んでみてください。 行き帰りの通勤電車で読んでるんですが、ついつい引き込まれてしまっていっぺん八丁堀駅まで乗り越しちまいました。 それにしても日進月歩の分野について書いたり取材するのは大変でしょうねえ。書いた時にはすごく新鮮だったトピックを、校正の時に補完しないといけない、なんて事態も多いと思います。 生き馬の目を抜くメディアの世界と較べるのは不遜ですが、中国茶という閉じられた世界にもヒントになる事もたくさんありました。
朝日新書から出ている
明日のテレビという本です。
言うまでもない事ですが、念のため。。。
差し入れやおみやげはとても嬉しいです。普段自分たちが知り得ない「美味しいもの」や「面白いもの」との貴重な接点でもありますので。でも、あまりお気遣いなくどうぞ手ぶらでお気軽にお越し下さい。