ペットボトル茶飲料の雄、伊藤園さんのフラッグシップ「お〜い お茶」ブランドのほうじ茶
迎え撃つは飲料最大手サントリーさんの「福寿園 伊右衛門」焙じ茶
ルーツでお馴染みJTさんも「辻利」ブランドで焙じ茶バトルに参戦
本当に抗争を繰り広げてるワケではありません、念のため。 茶荘の回りにある自販機にそれぞれ覇を競うかのようにラインアップされてる焙じ茶を集めてみました。せっかくの機会なんで飲み比べでもしようかな、と思いまして。
3者が茶荘のテーブルに出揃ったところで戦いのゴング。500ml一本勝負、解説は小梅茶荘店主小梅さん、実況はわたくし番頭でお送り致します。
まずはお互い軽いジャブの応酬。挨拶代わりにサイドに書いてあるコピーから。 辻利さんはお茶の内容ではなく、ブランドである辻利の歴史について説明が入っています。 伊右衛門さんは中身である焙じ茶そのものの製法の説明、これが一番オーソドクスな攻め方だと思います。 お〜いお茶さん。。。例によっていきなりハイクパフォーマンス。お馴染み、というか待ってました感すらあるのはそれだけ「お〜い お茶」ブランドが浸透してるからでしょうか。
肝心の味については小梅さんのコメントを。
1)お〜い お茶、は一番味がはっきりしていて、お茶の味も濃いけど少し苦み(渋みではなく)が感じられました。
2)伊右衛門は軽やかで標準的な味わい。香りは強くないけど、ゴクゴクと喉の渇きをいやすには最適かもしれません。
3)辻利は飲みやすく、好みの味ですが、酸味がかなり感じられるのは好みが分かれるところだと思います。この酸味はたぶんもとの茶葉が時間の経過ですこし発酵してしまっているのではないか、と想像されますが定かではありません。
との寸評。 喉が渇いている時に同じ値段で3本並んで売られていたら、伊右衛門を買うかな?という印象だそうです。 オープンスコアではないので、採点はここでは公開致しません。 ちなみに番頭は辻利のがけっこう飲みやすいと思いました。買うならコレ、かなあ。
伊右衛門は国産茶葉100%を謳い
お〜い お茶は国産一番茶100%で葉のクオリティもアピール
唯一、茶葉アピールが見えない辻利も原材料には緑茶(国産)とあります。。。100%ではないのか、それともJTさんは茶葉アピールにメリットを感じなかったのか。ここは謎のままです。
生茶で勝負、のキリンさんはほうじ茶出してないみたいっすね。
サッポロさんは、何か変なモン(失礼)作ってるし。