おはようさんだす。
日曜朝の番頭でございます。 今日も当たり前のように店を開いております。最初の頃こそ「今日も休まないの?」とご近所さんに聞かれたりしましたが、最近では日曜営業が当たり前のように認知されて、誰も聞いてくれたり褒めてくれたりしません。 ま、それもそうっすね。
お知らせです。
本日午後3時半からテレビ朝日でやる↑の番組、人形町も参戦してます。 我らが人形町2丁目3部会のお歴々も映ってらっしゃるようです。。。そういやこの間昼間のとんでもない時間に「火の〜用心♪」て、お揃いのハッピ来て店の前を通られてましたが、あれがそうかしら?
2回目の企画、一回目のウィナーは千歳烏山だったそうです。人形町が勝っても負けても、どっちにしろちょっと複雑ですね、番頭と致しましては。
「何でも水出しプロジェクト」、昨日よりの〜んびり始めました。 茶荘に当たり前ですがいっぱいお茶があります。紅茶、緑茶、白茶・・・お店に並んでいるものは氷山の一角でして、実にその何倍もの種類がデッドになってます。勉強用に1斤だけ買ったもの、持たせたがりの茶農さん達のご好意のサンプル、おみやげ等々。 一応試飲済みのものが多いのですが、どのみち残しておくのも勿体ないので、この際少しずつ実験していこうかな、という企画。
1セット目は岩茶2種。左が奇蘭、右が丹桂です。 奇蘭はお店には並んでません。少量しか手に入らなかったので。 でも香り高く飲みやすいお茶だと思います。丹桂は少しミルキー、なのに清々しさも併せ持つ不思議なお茶です。こっちは茶荘に並んでます。 一日2種類しか作らないのは単に冷蔵庫と番頭のキャパが限られているからです。お客様にお出しする為ではないんで、ほんの少量。500mlを3gで作りました。
両方とも爽やか系岩茶なので、本当は少し短めの時間で出したかったんすが、こっちの時間の都合で12時間冷蔵庫に入れてました。少し濃い目かな、という見た目でしたが、葉っぱ出したら水色はかなり薄めでした。黄観音や肉桂の少し赤みがある色よりは凍頂烏龍茶の黄金色に近い色合い、って感じの。
味は、良い意味で予想通りっす。 熱く淹れた両者の味から想像出来る(少し渋みや深みをさっぴいた)飲みやすい冷茶です。 丹桂は熱い時には大きくプラスに働くミルキーさが冷たいと少し気になるかな、という感。これは好き嫌いがありそうです。ただ、甘すぎず香りすぎないバランスの良さは万人受けするかな、とも思いました。 奇蘭は香りの特徴が水出しでもしっかり出てます。 なんつうか、「ふわぁ」と喉の奥のほうから鼻に戻ってくる蘭香がすげえです。。。う〜んやっぱり香りの表現は難しいですわ。
ビビリな番頭。ハナっから悲惨な結果になるのはやはり怖かったので1セット目は当たり障りのないお茶を選びました。これから徐々に冒険してこうかな、と。「ご期待ください!」と言えるほどの一大プロジェクトじゃないんで、あんまシビアに読まんで下さいね。