むしろこの蕾の時のほうが可愛いような気がするのはどうやら番頭だけのようです。
工芸茶です。
「中でお花が開くお茶」として、ご婦人方の間では結構認知度の高いお茶です。デザイン、使う花、味や香りにそれぞれバリエーションがありますが【お茶】プラス【花】というのが共通した中身です。当茶荘の工芸茶は緑茶ですが、白茶ベースのものも人気が高いですね。
見た目も楽しむ、目で楽しむお茶なんで、茶壺では淹れず透明の器を使います。。。当たり前か。 ガラスのハーブティーポットなんかでもいいんですが、工芸茶の種類によってはかなりタッパがあるんで、背が低い器だと頭がつっかえちゃいます。 色々試しましたが、ワイングラスとかシャンパングラスみたいな背が高くて下の方ですぼまってる器が合うみたいです。ただ、少々飲みにくいんで、1)ティーポットや茶こし付きのガラスのマグ等で飲む 2)後で観賞用にグラスへ移し替える、という二段階方式がベターかもしれないっすね。
色んな種類があります。 丸い玉っころがお湯の中でジワジワと開いていき、突如
「ポンッ」と花が出てくる様はかなり面白いです。見ようによっちゃちょいとショッキング映像なんですけどね。特に背の高い花はどっこいしょう!って感じで上に伸び上がるんで見応え(スリル)はあります。
やや地味目というか、控えめな外見の花もあります。 ハデハデばかりでないのは、小梅さんが選んできた基準に「美味しいかどうか」がちゃんと入っているからっす。 番頭からすりゃあ、工芸茶は美味しい不味いではなくて見た目勝負なんで、見た目最優先で多品種、ってのが大事なんですが。。。小梅さんなんでしょーがないんですけどね。なので今回入ってきた工芸茶はどれも味「も」良いです。
個包装の一ヶ売りとか、ちゃんとした花の写真とかをくっつけたりとかするとものすごい割高になってしまうんで、その辺りは割愛させていただきました。 とは言ってもおんなじ花が10ヶ入り、なんてのは皆さん面白くないでしょうから、3種類各一ヶを一袋にお入れしました。花は6種類あるんで、詰め合わせAと詰め合わせB、の二種類があります。識別出来るように袋詰めしましたんで、どっちか選んでくださいな。ホントは両方お買い上げいただくと売上上は嬉しいんですけど、へへっ。でも、こういうのはちょっとずつ楽しんでいただいたほうが良いと思います。(どっちなんだ?)
どれも何だか可愛らしそうな名前がついてます。ま、花のお茶なんで「竜虎なんとか」とか「馬上かんたら」とかついててもピンとは来ないんで、縁起がいいとかそういう名前のチョイスにもなりますわなあ。
渡辺さんが「ナベ」と呼ばれるのと同じぐらいの高確率で文字化けしそうなんで、画像で名前を載っけておきます。この6種類っす。 花の名前、一部自信が無いです。どうも【カーネーション】と【千日紅】、【キンセンカ】と【マリーゴルド】というのが曖昧でして。。。すんません、花の名前とかホント苦手なんす。
飲んで美味しいお茶ですんで、ぜひぜひお試し下さいな。
このお茶の試飲に関しては、番頭は基本ノータッチですんで、小梅さんのいる時にゼヒ!(うまくお淹れする自信が全く無いモンで)