うすっ、番頭っす。今日はちょいとばかり冷えますね。
昨日、茶荘にちょいとしたプチ改装(重複してますね)を施しました。 試飲用のテーブル廻り、店に入った左手奥に棚を付けました。今まで試飲用のお茶はすだれの下のあたりに置いた低い折りたたみのイスに置いてありましたが、それをキチンと整理できるように、というのが目的です。 まあ事情が事情なんで、本当はイケアあたりで適当な棚でも見繕ってくれば上等っちゃあそうなんですが。なにぶん狭い店(たな)なので最大限にスペースを活用する為、寸法を測って作ったほうが良いんです。
どうせ作るんなら、といつもの三人組が額を寄せて色々と工夫を凝らしました。無粋な帳場と無粋な番頭の姿があまり見えないように、なおかつ奥にいる番頭がお客様のお越しにちゃんと気がつくように「見えそで見えない」チラリズムのような目隠し。元々は和の茶室にある丸窓の骨組みを半分に切って使ってます。元来和の筈が見事に国籍不明になってます。
もう一つ、アドリブで頭領のウスキさんが彫ってきてくれたのがこれっす。小梅さんが大好きな言葉「縁」。普段はああ見えてものすごいリアリストな小梅さんですが、不思議と「縁」というものに激しく反応します。ちょうどこの縁の言葉の真下にに小梅さんは鎮座してお茶をお淹れしたり養壺したりします。
以前は急ごしらえのイベント会場の受付みたいだった試飲テーブルと小梅さん。これでしっかりと自分の城というか、居るべき場所が出来て嬉しそうです。 砦が要塞になった、あるいは祠がお堂になったようです。
ただ、どーしても番頭にはここに座ってる小梅さんが、反則のペナルティで隔離されてるアイスホッケーの選手に見えてしょうがないんすけど。