番頭っす。もはや恒例、日曜出勤す。とうとうご近所さんも誰も感心してくれなくなりました。
今日は小梅さんが留守です。ちょうど良い機会なので予習を二つこなそうかと思い、準備してます。
一つめはこの大量にある台湾茶の試飲です。 日取りも決まり、来週から冬茶の茶摘みに赴く小梅さんのブラッシュアップ用です。明らかにすごい美味しいだろうな、という比賽茶もあれば、いつ・どこ・どんなという4W1H全てが胡散臭いものまで様々。清濁併せて飲むつうか、まあ片っ端から飲んでみようや、つう試みです。
台湾茶を揃えるだけ揃えておいて、本日の一杯目は岩茶です。
・・・だって、行きもしない番頭がどんだけ台湾茶飲んでも無駄になるだけだもん。
ま、拗ねてる訳ではないんですが、台湾茶は明日から小梅さんと一緒に試飲すればいいんですから。
一杯目のお茶は周さんとこの肉桂です。周さんは武夷山のお茶屋さんです。自分でもお店を持ち、親しい茶農さん達のお茶の中でも美味しい物を仕入れてます。奥さんが武夷山のホテル内で茶室(茶藝館)をやっています。夫婦揃って小梅さんとは親しくお付き合いさせていただいてます。 周さんのお茶、特に水仙と肉桂は美味しいです。ちょっと高いけんど。
貴重な周さんの肉桂を使って、二つめの予習は番頭のパートです。小梅さんがいない間の茶荘のオペレーション、平たく言うと接客です。言葉で説明する、お茶をお勧めする、お代を頂戴して品物をお渡しする…こういうのは番頭でも普通に出来ます。
問題はお茶を淹れる、という一点。ただ淹れるだけでも決して簡単ではないのに、美味しく淹れる(程度モンですが)はホントもう難しくてですね。 おまけに前回の留守番の時と今ではお淹れするお茶の種類も増えてるし、使う茶器も変わってるし。しかも例の棚のせいでテーブル廻りのレイアウトが若干変更になってます。ぶきっちょな番頭にはこれだけでパニックになるには十分です。
練習、しとかないと。ぶっつけ本番ではエライ事になるのは明白です。
という事ですんで、台湾茶の試飲にご興味のある方は明日以降お出で下さいね。
本日は4時まで営業致します。