番頭でございますお早うございますお寒うございます。
小梅さんが購読していた雑誌です。年間購読で、今は(たぶん)取っていないと思います。
【茶葉世界】という雑誌です。相変わらず「葉」が「叶」に化けるプロセスはわかんないです。月2回出るので年間12回発行、中国農業科学院茶葉研究所という組織が出してます。
どうも見覚えのある名前だな、と記憶をたぐったらここでした。小梅さんが評茶員や茶藝師のお勉強をした杭州のアカデミーの看板。小梅さん、ここに通ってる時に購読の申し込みしたんですね。合点がいきました。一冊4.5元、年間だと108元…ぴったりx24、定期購読のメリットまるでなし、以上!という実に潔いスタンスです。
内容こんな感じです。まあありがちな業界誌ってとこでしょうか。全部簡体字の中国語で書かれています(当たり前ですが)のですが、仮に番頭が中国語が堪能でも、この雑誌一冊全部読みたいかどうかが甚だ疑問です。中国各地のお茶産業に関わる様々なニュース、展示会情報、人事等々の「それ知ったところでオレ、どうする?」なページも多いんですが、ざっと見てもちょっと興味深いネタも転がっていそうです。
天津商業大学裏千家茶道短期大学ってご存じでしたか? 番頭は初めて知りました。それだけでもこの号の茶葉世界を読んだ甲斐があります。
「人生百年、紫気万年」というコラム。これとて「紫」の意味するところが紫砂壺すなわち「陶製の茶壺」である、というように脳内で変換出来ないと何のことやら想像も付きません。 同様に、番頭が「???」とタイトルから想像が付かない記事も、中国茶に通じている人が見たら一目瞭然なんでしょうね。修行が足りないなあ、とあらためて反省。
それにしても、月2回日本にこの雑誌を送る手間とエネルギーはかなりのモンです。もちろん郵送料は別途かかるにしても、です。