ドモっ、番頭(Before)でっす。
茶荘のデカい郵便受けにマガジンハウスさんからのお届け物。
番頭世代だと「アンノン族」がすぐに思い浮かぶ雑誌「an・an」 あ、アンノン族がわからない人はお母さんかググル師にでも聞いてください。
師走っから忙しくてすっかり頭の中から抜け落ちてました。そういえば一月の真ん中あたりの号で紹介していただけるって事でした。内容確認のお電話から校正まで、とてもきっちりと取材していただいたのに発売日忘れて申し訳ありません。
載せていただいているのは「Antenna」という、様々なトピック毎に1ページずつを割いた連載のような部分の中の「OYATSU」のページ。毎号(そうそう、週刊なんですね、アンアンさんって)テーマを決めて数点を紹介していくんだそうで。今号は温かい飲み物、みたいな括りですね。
それ故、主役は「お茶」です。茶荘の紹介ではなく、ネコの出番も無く、そして当然番頭の出る幕は1ミリたりともございません。ま、そりゃそうですがな。番頭とan・anじゃ別嬪さんと鳥海山ぐらい離れてますもの。で、お選びいただきご指名にあずかったのがこちらのプーアール餅茶、でございます。茶荘の棚に並ぶ餅茶のいっちゃん手前に陣取る熟茶です。50g、100gの袋入りで「雲南熟餅茶」と書いてあるのがそれの「ほぐしたバージョン」です。甘みとほっくり感が楽しい、普段使いにお勧めの飲みやすいプーアール茶です。
ちょっと驚いたのは他の3つのお茶。まず、どれをとってもとてもオシャレなパッケージデザインで、an・anの誌面にぴったりです。しかもどこも有名どころで… 謙遜するわけでも卑下するわけでもないんすが「何で小梅茶荘がまじってんだ?」という、他人事のような感想を持ってしまいました。
んで、もう一つびっくりしたのがそのうちの【リーフル・ダージリンハウス】【A.C. Perch's】のご両人。
小梅さんが紅茶という山にとっかかってまして、日々試飲を続けてます。で、それを伝え聞いて多方面より色々と試飲用に紅茶を頂戴するんですが、昨日お客様を交えて試飲していたのお茶の中に偶然にもリーフルさんとA.C.Perch'sさんのお茶が数種類入っておりました。紹介されているルイボスチャイやダマスクローズ(何ですかね、そりゃ?)ではなく、ダージリン系でしたけど。
こんなファッショナブルな誌面の隅っこに載っかってるだけでも腰が引け気味ですけど、何か前座の分際で大看板の師匠がたに混じって名人会に出ちまった若手のような…。
ま、茶荘が紹介されたワケじゃなくて、紹介されたのは雲南が世界に誇るプーアール茶なんで、そう考えると少しは気が楽ってもんです。
an・anさん、掲載いただきありがとうございました。次回は『嫌いな番頭ランキング2011』なんて企画があったらまたお世話になります。