こんにちは、小梅です。
ぽかぽか、外は初春のような暖かさですね。
プーアール生茶の試飲をしています。 三種類、山違いですがどれも2010年の新茶です。同じ年の生茶でもずいぶんとお茶の色は違います。葉の大きさもそれぞれ。質の違いもあるでしょうけれど、産地(山)ごとに作り方の違いはあるようです。布朗と易武と南檽、どれも特徴がよく出ているように思います。
プーアール生茶は、やはり新茶の時はかなり尖った味をしています。私はこの鮮烈な味と香りが好きですが、苦手な方はいらっしゃいますね。柔らかさを求めるのであれば、熟茶のほうがやはり適していると思います。生茶は年数が経つにつれてどんどんと柔らかくなります。もとが美味しい生茶であれば、10年20年と置いておく事で、柔らかいフルーツのような香りと角の取れた味わいが楽しめます。 ですが、10年20年待たないと飲めないという事ではありません。3年4年でかなり柔らかくなりますし、また近年では生茶本来の青々しさ、シャープさを楽しむという人も多くなってきています。
三種類の新茶。どれもそれぞれ美味しかったのですが、さすがにちょっと厳しい試飲になりました。何年か経ってもうちょっと柔らかくなったらまたこの三種類で試飲してみようと思います。