茶杯です。サイズは茶荘の棚にならんでいる他の茶杯と同じぐらい、至って標準的な大きさであり、形状であります。
違うのはご覧いただいた通りの「風合い」です。当茶荘に置いてある茶杯はどれも小梅さんが自分で選んでいます。なので小梅さんの好みにプラスお客様が好まれそうな物、という基準で置いております。中国の茶杯はもっとビビッドつうか、ベタな色調や絵柄のものも多いです。当茶荘のものはそれよりもおしなべて大人しい、と思います。
そんな他の茶杯と較べると、この一連の茶杯はいっぷう変わってます。和風、とも少し違いますが、やや日本の焼き物に近いシックな色調とデザインです。宜興の土で作られているそうで、たぶん小梅さんが気に入っている理由の一つはそれだと思います。
棚の他の茶杯とのバランスとかを考えて、並べるのを少し躊躇しましたが、お客様からの評判は上々です。
焙煎強めの岩茶とか、反対に薄黄の澄んだ水色の高山茶とかを入れると映えるだろうな、と思います。
そうそう、本日午後2時半頃&4時頃の二回、けっこうな人数のツアーご一行様がご来店です。それぞれお店に滞在される時間は短いので、お立ち寄りいただいていても全然大丈夫ですが、そういう事ですのでご来店時にびっくりされませぬよう予めご了承くださいまし。