こんつわ、番頭でげす。
小梅さんが雲南より持ち帰ったこちらの不審なブツ、実は茶筒でございます。小梅さんに聞いたところ「はい、プーアールの茶筒ですぅ」と返事が返ってきたのでそのまんまスルーしようとしてふと気になりました。
何か妙に軽いし、変な模様がついてます。 プーアール熟茶の茶餅のような模様が身にも蓋にも。
よくよく見たら、これはそういうデザインなのではなく、プーアール茶そのもので出来てます。小梅さんの「プーアールの茶筒ですう」は、"made forプーアール"の事だと勝手に合点してましたが、どうやら"made of プーアール"という、原材料を示してたようです。茶餅と同じように茶葉を固めて作る、いわば緊圧です。 この手法そのものは決して珍しくありません。ま、餅茶も団茶も原理は同じですし、茶荘の壁に下がってる菱形のレリーフもお茶を固めたものですんで。
だがしかし、まてしばし。どうやって作るんでしょ。見たところかなり薄い壁です。しかもかなりしっかり固めてあります。という事は中子と外子の型を作ってプレスしないといけない、と番頭なりに推理しました。この方法だと中子が抜けるようにしないといけないので、ボディ部は半分ずつ作らないといけませんね。この半分ずつは同じ形なので型を共有できます。後は蓋を作る型。 そうすると、中子X2,外子X2で合計4ヶの型が必要になります。 そうまでするほどこの茶筒に需要があるんでしょか??
ともあれ、この妙にうすらデカい茶筒、何に使うのかと尋ねたら「プーアール茶葉を入れておく」んだそうです、やはり。 そりゃそうですね、一番美味しく保存出来る容器の素材かもしれません。とすると、この茶筒、"made of"であり"made for" でもある、という事ですな。