番頭でございます。
今年は日本橋架橋100周年です。
と言いましても、101年前に日本橋がなかったわけではありません。あの場所に最初に木の橋が作られたのは1603年、徳川家康の道路整備計画の際です。天下分け目のすぐ後ですな。
で、1911年に今の石造りの橋が架けられました。江戸時代の度重なる火事で何度も焼け落ちちまったんで、今の橋は19代目だそうです。
で、その架橋百年を記念して、日本橋界隈の錚々たる大先輩がコラボして作ったのが、こちらのふりかけ・・・百周年祝いにしちゃあちょいと地味な感もありますが、コラボしている老舗さんの顔ぶれを見ればそれも頷けます。
佃煮の鮒佐さん(ちりめんじゃこ)、海苔の山本海苔店さん(海苔と梅)、鰹節のにんべんさん(本枯れ節)、お寿司の志乃多寿司さん(煮揚げ)の老舗4軒。カッコ内はそれぞれふりかけの中の役割分担です。
架橋百年の日本橋も大したものですが、すごいのはこの大先輩4軒の創業○○年、つう歴史です。
4軒あわせて何と750年以上。何だそれ?というぐらいの長い歴史です。
![750年の味_b0151300_12214159.jpg](https://pds.exblog.jp/pds/1/201106/18/00/b0151300_12214159.jpg)
番頭はその中の一軒、鮒佐さんのオンラインショップさんでこのふりかけを買い求めました。確たるアレは無いんですが、どうもこのコラボ、中心にいるのが鮒佐さんのような気が致します。
鮒佐さんは今まで、志乃多寿司さんとのコラボで具だくさんの食べる辣油を、榮太楼総本舗さんと江戸の味という詰め合わせをコラボしています。いわばコラボ慣れしてるんですね。
合計750年の歴史の上に胡座をかく事なく新しい事をも模索する日本橋の先輩諸氏に敬意を表しつつ、合わせて取り寄せた佃煮の詰め合わせと一緒にありがたく頂戴いたします。
・・・でも、今日のお昼春雨スープなんすよねえ。ま、明日にしましょ。