明後日(19日/金曜)は午後6時に閉店致します。ご不自由をおかけいたしますがご了承下さいませ。
抹茶入り冷茶、京番茶入り麦茶につづく京都からの新手です。
それにしてもこの畳みかけっぷりは凄いですね、伊右衛門さん。
△△入り○○茶しりーず、今回の△△は「雁ヶ音茶」です。かりがね茶、というのはどうやら京都一帯での呼び名らしいです。全国的には「茎茶」と呼ばれるお茶ですな。 茎の部分を使ってるという事は渋みが出やすいという事でもありましょうが、反面細かい葉の部分だけより、強めの火入れにも耐えるという事にもなりんでしょう。
深炒り、とかいてあります。ほうじ茶は総じて深炒りだと思いますが、特筆しているという事はそれだけしっかりと焙煎しましたよ、という事なんでしょう。
比較の為、左側に当茶荘の「奇蘭」水出しを並べました。この奇蘭とて、岩茶の中では中焙煎ぐらいに仕上げてあるんですが、違いは一目瞭然です。 方や水出しですんで、この水色の違いがイコール焙煎度合いを表してはいませんが、それでもこの差はかなりなもんです。
飲んで見たら…やはり苦みプラス渋みがしっかり出るように仕上げてあります。この苦みと渋みの合わさった味わいは、一言でいうと「香ばしさ」です。ほうじ茶の持ち味ですね。これがもうちょっと苦みか渋みのどっちかにベクトルが伸びるとネガティブになりそうですが、この伊右衛門ほうじ茶はそのあたりの加減が良く出来てると思います。 パッケージは早くも秋っぽい紅葉ですが、このお茶は熱い時にゴクゴクいくのにちょうどいい飲み心地です。
伊右衛門ブランド前面押しなので、サントリーさんの社名は控えめに下のほうにちっさく。このあたりのブランドを作っていく戦略と覚悟も潔いですね。
11月には京都八坂で秋のお茶会も催されるそうです。。。例によって行けないすけど。ちょうど凍頂冬茶の頃ですんで。
サントリーさん。烏龍茶とかの中国茶にも力入れて下さい。って、へへ、また毒吐いちゃった。