ラージサイズのアイスコーヒーで胃が痛くなる虚弱な番頭です。あんだけ好物だったのに。。。
昨日は早めの店じまいだったんで、小梅さんのお供で南部鉄瓶を見に行ってきました。お邪魔した専門店さんで色々とお話しを伺ってきました。小梅さんと意気投合…類友ってヤツかしら。
明けて月曜。肌寒い朝のスタートは一人で試飲。小梅さんがおつかいに行ってたもんで。
番頭が一人でゆっくり飲むお茶、というと普段だとプーアール熟茶が多いんですが、今日は久し振りに岩茶の「北斗」を淹れました。
お留守番の時なんかにコッソリと飲んだりする、いわば番頭の「とっておき」のお茶です。
特に甘みが強いわけでも、香りが華やかでわけでもない、どっちかというと地味なお茶です。どっしりとしてるようで、さっぱり感もある、つかみ所の無いお茶なんですが、いつ飲んでもしみじみ美味しいお茶です。
正式には北斗一号という茶葉です。よくテレビなんかで紹介される、崖の上に生えている武夷岩茶の母樹の数本の中の一本から派生した、なかなか由緒正しい品種です。そのくせ四大名叢(大紅袍、鉄羅漢、水金亀、白鶏冠)のようなネームバリューが皆無です。好きだ好きだ言ってる当の番頭ですら、この北斗というお茶の事を思い出す事があまりありませんもの。
このひたすら地味なお茶、番頭が好きなのは2008年のものですが、恐ろしいモンで、コソコソ隠れ飲みしてるうちに残り少なくなっちまいました。
今朝飲んだのは今年=2011年の新茶です。2008に較べるとちょっとあっさりしすぎというか、味の厚みが足りないように感じられました。まだ焙煎したてだからでしょうか。もうちょい時間をおいて寝かせておいてからもう一度飲んでみたいと思います。
寝る子は育つってね。