明日(10日/土曜)は10時より7時まで、明後日(11日/日曜)は10時より4時まで営業致します。
番頭でござい。
小梅さんが広州に行った際に同行いただいた方の一人が手に入れた茶壺です。あまりに見事なのでお借りして写真を撮りました。これも最早小梅さんのダチと言ってもよいぐらい仲良しの楊さんの作品です。
茶荘の棚に置いてみました。何と言うか、圧倒的な存在感があります。でもごっついというより、むしろ優しさを感じる姿形をしてます。いえ、サイズは結構大柄なんですけどね。
松鼠葡萄壺、という名前の伝統的なモチーフの一つです。魚化龍もそうですが、こういう意匠物は伝統的なおのが多く、こういう手の込んだ、しかも由緒正しい茶壺を作るというのは「ほら、出来るぞ、オレ。どうだどうだ」的なデモンストレーションも多分に含まれてます。伝統的で古今の名手達が作って来た物は、それだけ見る目が厳しくなりますから。
いくつか決め事みたいなのがあって、この壺を作る時にはその決め事は外しません。規定演技みたいなもんなんでしょうね。まずリス。把手の下の付け根にいます。その決めを守りつつ、楊さんはリスをちょっと可愛らしくアレンジしてます。
本当は概ねこんな感じの、けっこう写実っぽいリスです。尻尾もでろ〜んとしてるのが一般的だそうで。
後は葡萄です。これは胴体と蓋に。葉と実の房と蔓。これはあまり創意の入れにくい部分ではありますが、楊さんは実に丁寧に細かい所も作り込んでます。この茶壺のサイズが大きいのは、一つには細密に作る為でもあります。
この松鼠と葡萄という組み合わせはとてもポピュラーなものなんで、展示会場の巨大茶壺(何か隙あらばこのデカイ茶壺を作るんですよね、中国の人)もこの茶壺だったみたいです。
この茶壺も小梅さんが「もう一つ注文できるようなら、是非茶荘に置きたいですう」てな事言ってました。うん、これも置いてもいいと思います。。。でもやっぱ高いんだろうなあ。