ハッピーマンデー!番頭でっす。
週明けからムダに元気なせいで、上野駅のみどりの窓口でキレちゃったのはナイショです。
春眠…今日ここで「眠っている」のはこういうお茶達の事です。思い当たる節はございませんか?
計画的にお茶を備蓄している方も、ついつい美味しいお茶を見ると手が伸びてしまい、結果として茶箪笥とか押し入れの中でお茶がうなっている方も多いと思います。
が、一般的に多いと思われるのが自分の意志で手元にあるワケではないお茶、じゃないでしょうか。
そう、いわゆる「頂き物」です。中国茶、台湾茶の場合だと圧倒的に多いのが「おみやげ」。困った事にこのおみやげ、多くの場合買ってきた本人もどんなお茶だかよく覚えていない、つうケースが多々あります。まあね、中にはおみやげのたらい回しみたくなった挙げ句、もう何が何だかわからなくなってるお茶もあります。
大抵はご大層な箱に入ってます。で、外箱見てもそのお茶がどんなお茶だか判らない事が多いです。
「なんか飲み方もわかんないし」ってとりあえず取っておいているうちに「いつからここにあるお茶だ?」つう事になり、しまいには「これ、飲んでも大丈夫か?」という事態になります。
どんぐらい置いて大丈夫か、というのは茶葉の種類によって大きく異なりますです。もし「これ、もらった物だけど」とか「いつかの出張の際に主人が…」というお茶がある場合は、とにかく開けてみてください。
ものすごいザックリとした括りになりますが、そのお茶が緑色が強い場合は、早く飲んだほうが良いと思います。あるいは残念ながらもう手遅れかもしれません。ええ、非常に残念ながら。
茶葉が茶色〜黒、要するに暗い色をしている場合はもうちょっと賞味期限は長くなります。
プーアール茶のように、そこそこちゃんとした条件に置いてあれば年数を経るごとにどんどん美味しくなるものもあります。 反対に清香の安渓鉄観音のように、真空パックをさらに缶に入れて冷蔵庫に入れる、とかいう手間のかかる箱入り娘もおります。
「じゃあ、このお茶はどうなの?」というのが判らない方。とりあえずお湯注いでみてください。飲めないほど美味しくなくなっているお茶つうのはそうそうありませんが、飲みにくいな、と思ったら飲まないほうがいいです。
言わずもがなですが、お茶も食品の一種ですんで。
で、どうしても自信が無い、あるいは不安な場合は茶荘までお持ち下さい。小梅さんがいる時でしたら小梅さんがどんなお茶で飲んでも大丈夫か、とか判る範囲でお調べします。小梅さん不在の時は、不肖番頭が体を張って…。
ともあれ、わけのわかんないお茶は遠慮無くお持ち下さいませ。
で、何にキレたんだ、小モノ君は?