今週日曜日(9月2日)は一日営業をお休み致します。
グッモーニン、番頭です。
リベンジです。茶盤、についてです。
いや、別にリベンジするほどの大層な話題ではないんですけど。
要するに「茶盤はいいですよぅ」っていう宣伝みたいなお話し。
必要なものを一通り置くとこんな感じですよ、という一例です。これに季節感とかおもてなしのちょっとした工夫を加えると「しつらえ」になります。
お茶を淹れる、という点のみで考えるとこれは作業台のようなものです。おもてなし、という要素が加味されると茶道具にとっての「ステージ」にもなります。使わない時には茶器や茶具を置いておく「ディスプレイ」や「インテリア」としても。
茶盤は盤面がソリッドではありません。格子状になっていたり、あるいは細かい丸穴がたくさん開いていたりします。要は水分が面に溜まらないよう、下に落ちるようにしてあります。作業台としての大事な機能です。この様々な形状のすき間は、余り小さくても茶葉が詰まったりしますし、大きすぎたら盤面に置いたものが安定しないので、当たり前ですが「ちょうど良い」大きさになってます。
すき間から落ちる水分等はこの茶盤の場合だとすぐ下の樹脂のバットに溜まります。結構容量の大きなバットなのでしょっちゅう取り出して中の水を捨てる、なんて必要はありません。茶荘の試飲テーブルの大きな茶盤の場合はドレンチューブで下に流すようになっています。この受け皿は木製ではなく樹脂のほうが耐食性に優れていてかつお手入れが簡単なのでおすすめです。
ここでいったんここまでのテキストとタグをコピーしました。これでもう突然ブラウザが落ちても被害は少なそうです。一安心っすね。
「まだまだそんな茶盤なんて大袈裟なものを買うほど…」とよく仰るお客様がいらっしゃいますが、茶盤の優先順位は茶器・茶具の中でもかなり上位です。一通り茶壺や茶杯などを持っていて、今ほとんど使っていません、という方の多くがこの茶盤をお持ちでありません。茶盤がないとどうしてもいちいち茶器や茶具を棚にしまったりして、それゆえ出したり片付けたりが億劫になってしまうんですね。また、茶盤が無いとどうしても水回り(キッチンですな、ほとんどの場合)でお茶を淹れる事になります。ま、そのままキッチンで立ち飲みするからいいんだもんね、という方は別にして、その場合は淹れたお茶を持ってリビングへ、空いた茶壺を持って再びキッチンへ…という行ったり来たりになってしまいます。これも億劫ですね。
その点十分な大きさの(←これけっこう大事です)茶盤があれば、飲む場所=淹れる場所、というのが可能です。電気ケトルでもあれば座りっぱでお茶が楽しめます。
お友達が遊びに来ました、なんてえ時にお茶をお出ししつつおしゃべりするんでも、この「いちいち立って淹れに行かなくても良い」というアドバンテージは大きいです。
まだ何か茶盤つうと大袈裟なイメージがあります?
ううむ、現物を見ていただけると一番良いんけどねえ。お店にはデザインや木の材質が違う茶盤がいくつか置いてございますんで、ご来店の際にはどうぞお気軽にご覧下さいませ。レイアウト例なんかももう少し色々撮ってご紹介していきたいと存じます。今暫くお待ちを。
おっ、今日はこのまま落ちずにアップできそうです。やれうれしや。